トップガン  名画鑑賞 感想とレビュー 映像と音楽の見事なコラボレーションに酔いしれる


今回は名作といわれる中の名作、トップガンを紹介しましょう。
この映画は86年にアメリカで最もヒットしました。いままでにない斬新な構成、すなわち音楽と映像の完全一致を見事はたしたのが、この映画というわけです。そのため、映画ファン、音楽ファン共に支持され伝説とよばれるまでの作品になったということなのです。
最初から興奮する場面。トップガンといったらこの曲が頭に浮かぶほど有名な「デンジャーゾーン」。ケニーロギンスによる曲で、彼は他に「真昼のゲーム」という曲も提供しています。
上にあげたこの動画ですが、PVではない。これが映画の最初の映像なのですね。いきなりこれから始まるのだからたまったものではありません。原子力空母エンタープライズの艦上から飛び立つ迫力のシーンは戦闘機マニアの方が見たら卒倒ものです。
さて、このトップガンという言葉、これはなにかと申しますと、世界最高のパイロットを育成するエリート学校及び、その訓練生の別名なのですね。
それにしても映像とロックが見事に溶け合った快感というものは最高ですね。しかし、この映像一体どうやって手に入れたのかという疑問が湧いたのですが、これなんとアメリカ海軍の全面的な協力により為し得たことなのです。海軍がずいぶんオープンな国なのだなと感心しますが。
主役のパイロット、マーベリックにはヤングアダルトスターから一気に人気スターへと転進したトムクルーズ。彼が恋に落ちる女性教官チャーリーにはケリーマクギリス。

手に汗握るドッグファイトでは、台詞にもあるようにまさに「殺るか、殺られるか」。ここに男のロマンや、はかなく散ってゆく命などが描かれています。反面、音楽との絶妙なコラボレーションによってロックを聴きにきたような感覚にも陥り、両手に花の状態。
映画終盤でマーベリックはパートナーを事故で亡くします。そこで完全に落ち込んでしまったマーベリック。しかし、それを励ませたのは直属の上司でもなくチャーリーでした。この女性の強さというものに、深く心を打たれました。
男はロマンや夢を追っていかなければならないものです。しかし実は意外と男はもろく弱い。もし失敗して駄目になったとき、やはりこの女性の強さ、温かさというものが必要になるのだと思います。
マーベリックは上司の励ましではあまり元気を取り戻しませんでしたが、私には、マーベリックの父を知っている上官の温かさというものも非常に大事なものだったとおもいます。「自分で判断するのがパイロットだ」厳しいようで、優しくもある。まるで父のような包括力を持った上官は、上司の鏡だと思います。部下が落ち込んでいたらそっと手を差し出す。ここから学ぶことは多いと思います。

アメリカ海軍がこの映画に対して何故ここまで協力的だったのか、一つには国威発場の機会でもあったからでしょう。こうした論述はいくらでも尽きませんが、しかし、そういった思想を無しにしてただ、戦闘機の無機質なものであるがゆえの美、これを存分に我々に教えてくれる映画だとかんじます。
F-14がマッハ2の世界で織成すミュージカルを皆さんも堪能してみてはいかが。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

幽玄

Author:幽玄

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
233位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
16位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア