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教職インタビューの事前アンケートに答えて

せっかく文章を書いたのでアップしておこうと思いまして。
成績優秀者だからかわからないけれども、来年度の新入生に向けて配布される雑誌の教職コーナーの部分、僕をインタビューさせてくれということで、その事前のアンケートに次のようなことを書きました。

どうせどんなに僕が間違っていることは間違っていると言ったって、記事になるころには当たり障りのないことになっているのでしょうから、僕の本音をこちらにきちんとアップしてもみ消されないようにしておこおうと思います(笑)


内定先(決まっている人のみ)
働かない(そもそも私は大学を出たら就職するもの、という考えそのものが誤っていると考えている)

資格講座名
教職課程(中学・高校国語免許/高校書道/学校図書館司書)

1 なぜこの資格講座をとろうと思ったのですか。
この社会を変えるために一番手っ取り早い方法だと思ったため。
何よりも私は人間の幸せを望んでいる。それに反して現代社会において日本が、そこに住む人々がなんと不幸にあえいでいることか。
私は何よりもまず教育現場から変えていくことが、この社会を変える一番の方法だと思った。例えば二年ほど前、体罰問題が話題になった。あれだけメディアで取り上げられるまで、あのような体罰はまかり通っていたわけである。こんな教育現場で育った人間がどうなるのか。当然「強さ」を強要する人間になるだろう。現代社会では、「強さ」を強要することがまかり通っている。
妊娠をした社員に、ではやめてくれと平気で言い出せるのは、そうした「強さ」を相手に求める社会だからに他ならない。
今年度の四月に問題となった教員が自分の子供のために入学式を欠席する事件。私はむしろあれを事件として取り扱う社会のほうが事件であると考える。公私の問題で、私が大事だということはあまりにも自明のことなのにもかかわらず、公に「滅私奉公」することをよしとしてきたこの社会、価値、それがおかしい。私はむしろ教員は自分の家族のためにもっと積極的に休む必要があるといいたい。それを見た子供たちだからこそ、自分の家族を犠牲にして会社に勤めるような人間でなく、家族を大事にするような人間になると思うからだ。
そうした社会づくりことが人間を不幸から救うのではないか。私の出発点はすべてこの人間の幸福から成り立っている。そのためにも、おかしな価値観を打ち崩す力を新しい、まだ真っ白な目をしている子供たちに示すために教員になりたかった。
なので、この願いが達せられれば、別に教員でなくてもいいわけである。




2 どんなことを学びましたか。
知識面、体験面、認識面の三つ
知識面では、教育心理など、さまざまな教育に関する専門的な知識を学べたことは大きい。教職の勉強は二年、三年時に集中して行うことになるが、この二年間、ほとんどを教育系の知識の勉強に費やせたことは、大きな学びとなったであろう。
体験面では、三つの体験がとにかく重要で、私自身にとって大きな実りがあった。それは、介護等体験(社会福祉施設・特別支援学校)、教育実習の三つである。
介護等体験では、人間の「弱さ」について触れることになる。知的な障害のある子供たちと触れ合う経験は、例えば私たちは「普通」に生活、行動しているが、それが「普通」ではないことを学ぶことになる。中学生にはこれくらい「普通」にできるだろう、という誤った認識は、「強さ」を押し付けるこれまでの教育にほかならない。
また、老人ホームやデイ・ホームでの体験も、人間の「弱さ」を学ぶことに繋がると感じる。このように、「普通」の生活が出来なくなった人々と触れ合うことによって、我々の「普通」あるいは「常識」が突き崩される。
認識面、は体験面と重なるが、このような知識、体験を経て、自分達の「普通」すなわち他人にとっての「強さ」を強要することが、いかに暴力的な行為であるか、という認識が大きな「学び」となるだろう。


3 印象に残った授業はありますか。
 これは恐らく一番大変な授業なので、全てがこんなに大変な授業とは勘違いしないでもらいたいが、毎週本を数冊読んできて、それをまとめ、リポートし、発表する、という授業が印象的だった。
 もちろん、こういう授業が一つだからよかったので、こんな授業が二つも三つもあったら学生は潰れてしまう。が、この授業のために、教育関連の本は半年で二十冊ほどは読んだし、ものすごい勉強になった。

他にもユニークな授業がある。特に本学の豊田教授の授業は、教職と名打っている授業なのにもかかわらず、ずっと職人の手仕事やガンジーの思想などを追うだけの授業であった。学ぼうという意志のない学生にとってはわけのわからない授業だったろうが、実はそれらは全て教育という思想の根底の部分で通じているのである。この授業によって、私の考え方は大分変った。


4 たいへんだったこと、うれしかったことなど教えてください。
たいへんだったこと。とにかくたいへんである。時間をかなり持っていかれるので、大学三年生まで、大学生は遊ぶものという意識がまったくわからなかった。生半可な気持ち、つまり就職に有利だろうから、とか、とりあえずとっておこうという気持ちでは、取らない方がいい。というのは本人のため。遊ぶ時間や自分が好きなことをする時間が奪われてしまうから。
うれしかったことは、やはり教職という職業に本質的にかかわってくるだろうが、生徒たちとの触れ合いである。それはどの体験を通じても言えることだ。知的障害の子供たちと学んだ時には、初めて会ったのにもかかわらず、手を繋いでくれたしたことがとても嬉しかった。デイ・ホームでの体験の時も、利用者の皆さんが私達学生を受けいれてくださったことがとても嬉しかった。
教育実習では言うまでもない。私の担当した生徒たちはみなとても心が善く、私を受け入れてくれた。最後にはサプライズとしてお別れ会も行ってくれたし、そうした心の交流は、たいへんさを乗り越えただけはあったと思わせるものがある。



5 今後の夢を教えてください。
 いろいろとあるが、大きく言えば、よりよい社会にすること。
 具体的な部分で言えば、自分のなかにあるものを表現するために、文藝評論をやりたいと思っている。もちろん教職にも携わっていたい。それは直接的に生徒たちをいい方向へと向かわせることだからである。講師などをしながら、自分の研究をし、それを表現するような生活をすること。そのことによって社会をよりよくしたいと夢見ている。


6 いちばん忙しかった学年・学期
二年、三年はとにかく忙しかった。四年になってから思えば、もう少し四年に取ってもよかったと思わないではない。が、教職課程や学科のガイダンス等では、三年までにすべてを取るのが理想、という型をかなりの「脅し」とともに押し付けられ、結果、多くの学生が二年、三年時に、学科の勉強と教職課程の勉強とで忙殺される。
二年、三年時には、70単位くらい取っていたことになる。全ての課程が終わった今だからこそ言えることだが、もう少し四年で取って分散させてもよかった。お蔭で精神的にも身体的にも非常に疲れることとなった。あのようなガイダンスでの脅しは人間を不幸にするだけだから、早くやめた方がいい。


※一応インタビューする、されるという関係なので、言葉にはけじめをつけておいてください

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お久しぶり!

こんばんは。
本当にお久しぶり〜完全に元気であったわけでは無さそうですが、大丈夫ですか?
時々、どうしているかな、と気に掛かっていました。
季節の変わり目、天候不順な今年なので、十分注意して下さい(放射性物質も飛び交ってますから!)。
それではまた。。。
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