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美空ひばり その人生、不死鳥の如し





最近ものまねタレントの青木隆治さんによって再び脚光を浴びている美空ひばり、今回は彼女についての記事です。私、昨日図書館でひばりさんの東京ドーム公演のLDを引っ張り出してきてもらって観ました。あまりの素晴らしさにとても形容しきれない。
何故死後20年もたったいま再び注目されるのか、その謎についても迫っていきたいですね。
美空ひばりは1937年(昭和12年)に生まれ、1989年(平成元年)6月24日)に亡くなっています。1989年は昭和最後の年でもあり平成元年でもあるわけで、その点においてもまさしく彼女は昭和の歌謡界を代表する女優そして歌手であったのです。
彼女は数々の功績によってもはや伝説から神格化され、辞典にも載るほどです。女性として初の国民栄誉賞を受賞したことでも有名ですね。
今回は彼女の1000曲にも及ぶ歌の中から私のとっておきをご紹介致しましょう。
今の若い方は美空ひばりと聞いても「川の流れのように」や「愛燦燦」くらいしか出てきませんかね。しかし彼女にとって「川の流れのように」は死の直前の曲で、大きな公演では殆ど歌われていません。
昨日私が観た最後の大舞台、東京ドームでのコンサート「不死鳥」にも出てきません。このコンサート、彼女が重度の慢性肝炎及び両側大腿骨骨頭壊死と診断され、絶対安静が言い渡され一時は死にかけたところからの天晴れなまでの回復後に行われたものです。
当時は完全回復といてこのコンサートに挑んだ彼女でしたが、実際はこの舞台の後に次第に病が悪化していきます。
映像は上が35周年記念の際の武道館ライブ。下が東京ドーム公演。
間に67年の月日があるとは言え、東京ドームのほうは明らかに痩せています。
ドーム公演のエンディングでは(この映像のあと「人生一路」を歌いその後)、約100mもの花道をゆっくりと歩を進めます。彼女の顔は、まるで苦痛で歪んでいるかのようでもありました。とても歩ける状態では無かったにも拘わらず、沢山のひばりファンに手を振り続けながら全快をアピール。そのゴール地点には息子・和也が控え、彼女は倒れこむように和也の元へ辿り着いたといいます。
これがひばりの伝説のステージと今尚語り継がれるものです。彼女はこのコンサートのわずか1年後に亡くなります。

さて、35周年のライブで気づくのが観客の拍手のタイミングが今とは違うことですね。ライブなんかに行きますと殆ど拍手は歌の始まりか終わりにしか起こりませんよね。しかし一曲目「この道を行く」では、歌の中途、歌が私の命なら、燃える望みを唇にの部分で拍手が起こります。二曲目の「歌は我が命」では、この次この世に生まれたときでも、やっぱり私は歌っているだろうの部分。
一体今とこの時代となにが違うのでしょうか。
単に社会や時代が違うといえばそれまでです。しかし私はそうは思わない。歌を聴いているとまるで彼女が私たち一人ひとりに語りかけてくれているように感じませんか。それと同時に自分にも意志を再決意を語っているようでもあります。そんな彼女に対する応援と感謝の気持ちを込めての拍手、感極まるとはこのこと。ここに今のライブの途中では拍手が起きない原因もあると思います。観客とアーティストの心が本当に通じ合ってはいないからなのではないでしょうか。
「歌は我が命」、これは私の一番好きな曲なのですが、やはり歌詞にもあるとおり私たち心が彼女の歌を欲し開いていれば彼女は美空ひばりはいつでも私たちにうたってくれるのです。
生涯最後の言葉は医師団に対して「よろしくお願いします」とだったそうです。ここからも彼女の人間性を垣間見ることができると感じます。

私は平成生まれですがこの20余年でひばりを超えるような歌手が出てきたでしょうか。私は一生彼女を超える歌手は出てこないと思います。なぜなら美空ひばりは未だ私たちの胸の中で生きているからです。彼女の歌と言葉は私たちの血となり肉となり今も脈々と私たちとともに歩んでいる、そう何度でも蘇る美しい不死鳥のように。


余談ですが名曲『川の流れのように』の作詞はなんとあの秋元康なんですよ。しかもこの「川」、何の川かと思えばニューヨークのイーストリバー。飛行機の不時着で有名なハドソン川のすぐ隣ですね。その事実を知ったとき、なんだよ日本の川じゃねーのかよと思いましたね。こんな素晴らしい曲を書く人がなんでいまAKBをやっているのか理解に苦しみますが・・・。
それともう一つ。私の母が花屋さんで働いていたときのこと、何十年も前ですが、美空ひばりが花を買いにやってきたことがあったそうです。でも最初はノーメイクだし小さいしでわからなかった。御付の人が彼女のことを「お嬢」と呼ぶので気づいたとか。普段ステージでは見れないちょっとおかしな一面ですね。

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