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竹林と美女 森見登美彦 感想とレビュー 竹林は麗しの乙女と交換可能なのか

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ついに京都近辺のことについて描くことがなくなってしまったのか森見先生といいたくなるような、そんな小説です。とにかく話が進まない、ストーリーの展開もなにもあったものでもなくて、ついには美女と竹林は等価であるというようなことを言い出すしまい。
主人公の森見氏は友人や編集の人たちとともに竹林に行きそこで竹を只管切っていくというだけ。小説としては面白くないですよ。では一体何が面白いのか。それは癖になる森見ワールドが炸裂しているからですね。なぜ多忙な執筆活動を支えてくれたのが美女ではなくて竹林だったのかなどをはじめとして「虚実いりまぜて、タケノコと一緒に煮込んだ、人気文士の随筆集」とあるように、随筆集なのですね。
だから森見先生が話しかけてくれているというより一人で勝手に喋っているような感覚で、彼の世界にのめりこんでいってしまう。帯にある「美女にあったら伝えてくれ。俺は嫁を大事にする男だと。」とずいぶん仰山な文章は友人が竹林にきたときに度々口にする台詞。ただそれだけなのです。
へんちくりんな、偏屈な随筆集ですがその分森見ワールドが炸裂していてファンには大変面白い。ファンでない人には絶対面白くない。そんな随筆も最後には森見先生の壮大な妄想で終わります。何でも石油王や鉄鋼王のように竹林王になる妄想だとか。皆さんも森見ファンになってからこの小説を読むことをお勧めします。罷り間違ってもこれからはいってはいけませんぞ。

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