走れメロス 森見登美彦  感想とレビュー こんな偏屈な短編はいやだ

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今回は新釈走れメロスですので太宰治のほうではないです。ただ、太宰治の走れメロスもきちんと今度書きますからね。
部立は
山月記
藪の中
走れメロス
桜の森の満開の下
百物語
どれも有名ですよね。ただお恥ずかしながら実は私桜の森の満開の下を読んだことがないのです。近いうちに必ず買って読みますからね。山月記は最近では高校の教科書にもありますから大丈夫でしょう。若くして亡くなった天才中島敦作ですね。本物では李徴という天才がその才能ゆえに精神に以上をきたし終には虎になってしまうというもの。本編では斉藤秀太郎という人物がこれに見立てられてもんどりもんどりと叫びながら森へ入って行く。
藪の中も有名。誰もが知っている芥川龍之介による作品。今昔物語から発想を得たもので、ある事件を多角的にみるも結局真相は藪の中というお話。本編ではモリミーの小説によく出てくる映画サークルの話に摩り替わっている。
走れメロス、太宰治。本編では四畳半神話大系にでてきた図書館警察長官が王の役。主人公芽野とその友人芹名のかくも薄い友情は何人もの涙を誘わない。
桜の森の満開の下、坂口安吾作。本物のストーリーは火の鳥の我王偏とそっくりです。もちろん火の鳥のほうがまねたのですが。本編ではある女性がある大学生とあい、そいてその学生を売れっ子作家へと仕立てていくもの。しかしその文章からは悲しい雰囲気が漂います。
百物語、森鴎外。本物本編ともに怪談をしていくというもの。さて最後はどうなるのか。
森見氏の小説に出てくる数々の愉快な仲間たちがこの小説にも出てきて、その人物たちの日常というかある一面をみることができる小説となっています。もちろんこれをいきなり読んではいけないとは言いませんが、そのよりも以前から紹介しているほうを先に読んでからこちらを読んだほうがよりいっそう楽しめると思います。

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