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西の偏屈文化人森見登美彦氏 太陽の塔 感想とレビュー デビュー作

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仮に私を東の偏屈文化人としたならば西の都京都の偏屈文化人は森見登美彦氏と相場が決まっています。
もちろんその偏屈度にしても執筆活動、文化人的レベルでは私は登美彦氏の足元にも及ばなく、勝手に偏屈文化人の師であると私が一人合点しているだけなのですが。
さて、国文学科でも登美彦氏のことはあまり知られていなかったので皆さんが知っているかどうかは判然としませんが。
登美彦氏のデビュー作はなんといっても「太陽の塔」
皆さんにも登美彦氏デビューをするならこの本からですね。先ずこのデビュー作からして偏屈度合いが計り知れるというところがなんとも偏屈。京都大学在学中からの執筆活動で、以前紹介した万城目さんは先輩にあたる人物になるわけです。もちろん小説には何も関係ありませんが。
「太陽の塔」帯に書いてあるとおり、モリミー氏の膨らみきった妄想が京都の街を飛び跳ねます。
本文は「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。」ときます。
「華のない、とくに女性とは絶望的に縁が無い学生生活を送る私にはじめて出来た「恋人」はあろうことか、この私を袖にしたのである! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都を暴走する、失恋男の巨大妄想の行方は何処へ―」
よくある壮大な物語の末の夢落ちってやつがありますよね、彼の場合は差し詰め妄想落ちというべきでしょうか。
世の女性にもてない不運なる偏屈男性たちよ、ここに私は宣言する、森見氏の本を読むべきであると。
しかし、彼もまた太陽の塔の文末に、「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。そして、まあ、おそらく私も間違っている」とある。もしかしたら私たちも間違っているかもしれない。そのことを忘れずに、断固としてこの世を偏屈に生きようではないか。
森見氏の記事は続く。

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