不滅のシンボル鳳凰と獅子 展 人類が追い求めた美しさ、いのちとは

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夏休みが始まる前の話ですが、鳳凰と獅子展に行ってきました。場所は以前紹介したあごられのベネチアングラスと同じ、六本木サントリー美術館です。サントリー美術館、近くに国立新美術館もあり比較すると規模を小さいのですが、私がサントリー美術館が好きな理由が、この美術館の所蔵している作品があまりにも貴重なものだらけだからなのですね。ねらいにねらって国宝級の作品を集めたような感じがいたします。
私は次に作る作品は鳳凰にしようと決めているのです。だから、今回はその参考資料にもなるだろうと思っていってまいりますた。
さすがはサントリー美術館、今回の展示の目玉作品にはしていないのですがなんとあの狩野永徳の唐獅子図屏風がありました。下の屏風ですね。
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これは宮内庁所蔵なので国宝には指定されていませんが、皆さんも日本史を勉強したなら必ずしっているでしょう。私、唐獅子図屏風があるなんてまったく知らなかったものですから心底驚いてしまって、20分くらい作品の前に立ち尽くしていたような気がします。というかよく宮内庁三の丸から引っ張り出してきたなということですよね。六曲一双で、サイズはなんと222.8×452cmです。なんとチェホンマンよりでかい。
永徳の力強さがよく出ているすばらしい作品です。画像ではわかりませんが、実際に屏風の前に立っていると獅子が飛び出してきそうに見えるのです。元祖3Dですか?
金箔地ですよね。金箔って日本がを描く人間にとっては一か八かなんですよ。豪勢で立派に見える反面立体感、奥行き間がだせない。それをうまくやって乗り越えたのが狩野永徳というわけですね。
さて、本来の目的は鳳凰でした。鳳凰は中国の四神のうちのひとつ朱雀とも同一視され、西欧では不死鳥、フェニックスとも同一とみなされています。火の神であることもよく知られていますね。
そこで、びっくりしたのがこれ
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写真は別の展示会のものですが、これはなんと鹿苑寺金閣のてっぺんにとまっていたものなんです。
金閣は俗に金閣寺事件といわれた、1950年(昭和25年)7月2日未明、学僧・林承賢(当時21歳)の放火により炎上し消失してしまいましたね。しかしこの鳳凰、まさしくこの事件の直前に損害の状態が悪いからという理由で修繕に出されていたのです。だから当時の金閣の唯一の本物の残りというわけです。
金閣が焼けてなお鳳凰が残る、神秘を感じませんかね?こんどの作品はこの鳳凰をモデルとして作りたいと思っています。そして金閣寺についても、三島由紀夫の金閣寺を次に書きますね。

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