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京都逍遥 ~1~ 天竜寺

今年の春に京都に行ってきました。春休み中に書こうと思っていたのですが、日々の雑務に追われ二ヶ月ほど先延ばししてしまったことに大変反省しております。やはり何事も時期、タイミングが重要です。その好機を逃さないようにしなければなりませんね。
ということで京都散策の記事をいくつかに分けて書こうと思います。先ずは天竜寺から。
天竜寺は臨済宗天竜寺派の大本山、京都五山の第一位。1339(暦応2)年、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために亀山殿を禅寺に改めたそうです。夢窓国師作の曹源池(そうげんち)庭園は、砂と松、岩石を組み渓谷を見事に表現。法堂(ほっとう)の天上、雲龍図は傑作。
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庭園に入る前からこのあまりに偉大な自然を表現した小さな庭を眺めることが出来ます。日本のコンパクト文化、これの象徴とも言うべき小さなものですが、非常に美しく雄大であります。一番大きな岩石でさえ人間の二倍の大きさほどはありません。しかしそれでもこの庭を目の前にすると自分が石ころ一つの大きさよりもはるかに小さなものになった心持がしてしまいます。
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庭園への入場料を払って先ず最初に目にするのは広大な枯池(かれいけ)。大海原に出てしまったかのような感覚に陥ります。ここからただでさえ広い庭を無限の宇宙のような存在に置き換える試みが始まるのです。
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こちらは水を用いた池。鯉が悠々と泳いでいる様を見ると時の流れはずっと遅くなり、東京ではどうしてあんなに急いでいるのだろうかということをふと疑問に思わされます。そんなに急いで一体どこにいくというのでしょうか。人間が人として生きるため、今の日本に重要なことは時間を忘れ、ただ自分と見詰め合うことではないでしょうか。大きな存在と対峙したときに感じることは人間のいっぽけさであります。
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庭園のいたるところには普段見たこともないような種類の草木や花があり、これを一つ一つみて楽しむことも出来ます。それらには雰囲気を崩さないように最善の注意を払って作られた木製の看板があります。
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いよいよ庭園の奥にくると苔と松の世界に取り込まれます。観光客で賑わっていた本殿からほんのわずかしか離れていないはずなのに、そこはどこか遠くの山の中に入ってしまったように静寂に包み込まれます。まだ春も初めのころでしたのでそんなに青々としているわけではありませんが、それでも苔は美しくあたり一面に敷き並んでいました。
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