2011年 シエナ・ウインド・オーケストラ 感想とレビュー 二人の指揮者という珍しい構成

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6月に文京シビックで行われたシエナ・ウインド・オーケストラに行ってきました。
今回はなんと金聖響と宮川彬良二人の指揮でした。
金聖響さんは有名な指揮者で、この間まで女優のミムラさんと結婚していました。離婚してしまったのですが。
宮川彬良さん、この方は皆さんもよくご存知なのではないでしょうか。マツケンサンバⅡを作曲し、題名のない音楽会や夕方クインテットでもおなじみですね。
中高年の方には、宇宙戦艦ヤマト、ズームイン!!朝!、午後は○○おもいっきりテレビなどの作品を世に多く提供された宮川泰の息子であると言った方がわかりやすいですかね。
まあそんなすばらしい指揮者が二人も揃うのだから見に行ってみようということでした。
曲目は
指揮、金聖響
シンフォニア・ノビリッシマ
天国の島
南風のマーチ
組曲「アパラチアの春」
指揮、宮川彬良
組曲「宇宙戦艦ヤマト」
私のお気に入り
シャル・ウィ・ダンス
「ブラック・ジャック」
指揮、金聖響
大序曲「1812年」
星条旗

ご存知の曲も多いかと思いますが、中でも私、クラシックでとっても大好きなのがシンフォニア・ノビリッシマで、一曲目からすごい飛ばし様、これには涙が潤んでしまいました。もしお聞きになりたければこちらに。
天国の島と南風のマーチは本年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲に選ばれたそうです。そのためどちらも吹奏楽をやる人間には有名な曲だと思います。ただ、個人の意見としてはシンフォニア・ノビリッシマの迫力には劣ると思うのですね。
さて指揮が変わり、宮川さん。さすがに舞台なれしているという感じがいたしました。非常に気さくな方なのですよ。拍手してくださってかまいませんのよと始めるときからジョークを飛ばしています。私のお気に入りとシャル・ウィ・ダンスはいわずと知れたR・ロジャースの名曲ですね。私のお気に入りと聞くとサウンド・オブ・ミュージックを思い出しますね。
シャル・ウィ・ダンスはよくCMでも使われているし、映画にもなったしと説明はいりませんかね。ただ宮川さんはノリノリで、指揮しているのか踊っているのかわからない状態になっていました。
組曲のブラック・ジャック、これは宮川さんから説明がありましたが、漫画のブラック・ジャックの描く命の重さについて感動をして、宮川さんが作曲したというのですね。とてもマツケンサンバを作った人とは思えないほど重厚感のある壮大な曲でした。
最後はなんと言っても大序曲1812。チャイコフスキーの名曲中の名曲。1812年にナポレオン率いるフランス同盟軍がロシア遠征に行き、寒さと餓えによって退却するまでを描いたスペクタクル音楽。オリジナル、つまり百五十年程まえでは本物の大砲も使って演奏したといいます。今回の演奏では普段のオーケストラのメンバーに加え何十人もの大太鼓やトランペットの人員がさらに追加され、最終の祝砲の場面では200年前に実際に聞いているような感覚さえしました。
ともかくフィナーレがすごい。



こんな演奏を生で聴けるのですよ。心の髄まで洗われたような心持になります。
さて、ここで終わるかと思ったらそうではない。最後は観客を楽器を持っている方がステージに上がり、23百人以上の大乱雑のなか星条旗を演奏していました。もうぐちゃぐちゃで大変なことになっていましたし、大体指揮棒を持った人間が56人でタクトを振るっているのですから指揮もなにもあったものでない。まあ非常に面白く明るい締めくくりで大変楽しかったです。
皆さんのこんなストレス社会なので、こういったもので心の洗濯をしてはいかがですか。

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