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映画『ワン・モア・タイム(原題Chances Are)』 感想とレビュー 元祖よみがえり?


1989年にアメリカで製作されたロマンティック・コメディ映画。
ルイ・ジェフリーズという男が結婚を目前として、恋コリンヌの前で交通事故にあって死んでしまうという衝撃的な場面から始まります。
ラブコメディということで、少し古い映画ではありますがとても面白い。天国の場面が一番面白かったと思います。
かなり適当な天使たちが死者たちを列に並ばせて色々な手続きを行うのですが、もう一度人間界に戻りたい人は手続きを踏めば戻れるシステムなんですね。それでこのルイは今すぐ自分のからだに戻りたいのだけれども、そんなこと出来ないので仕方なく今生まれてくる赤ん坊の中に飛び込むわけです。
ここでおっちょこちょいの天使が生前の記憶を消す注射をし忘れてしまったことから、物語は面白く展開するわけです。
死という人間にとって絶対に避けられない重いテーマ、これを面白おかしく描くというのはなかなかできません。これは誰が見ても楽しめるような毒のない映画です。
精神上のルイが若かりし時のロバート・ダウニー・ジュニア演じるアレックス・フィンチになります。その点で、今シャーロックホームズやアイアンマンで有名になった彼の貴重な演技を見られると思います。若いころの彼はとってもハンサムで笑顔がすごくチャーミングなんです。にっと両頬を上げて笑う笑い方は無邪気な子供のそれと同じですね。
このアレックスが精神上の妻コリンヌと精神上の娘ミランダと二人の間で揺れ動きます。
はやく元妻のコリンヌと分かり合って結ばれろよと思うのですが、様々な問題があって思うように進まない。このもどかしさがロマンティック映画の醍醐味であります。
最後の最後にそうなるのかとちょっと予想を外れる結末がまっているのですが、その点も観客に対するご都合主義で終わらない深い映画になっています。
私個人としては少しルイがかわいそうな気がしますが。まあ生き返っただけでも本望なのでしょうか。
ミランダ役のメアリー・スチュアート・マスターソン、この女優さんがとってもかわいくて、私はそれだけで満足なんです。このメアリーに似た子が知り合いにいて、いつの間にかその人と重ね合わせてみていたのですが、もしこの映画のような展開があったらなとひしひしと感じます。
よみがえりとはまたかなり懸け離れたものですが、精神のみが生き残って再び地上に戻ってくるという発想では同じだと思います。よみがいえりが悲しいお涙頂戴の映画になっているのに対し、こちらは全体を通してとても明るい映画です。
コメディとしての要素が強いようにも思われますが、妻と娘との二重の恋を上手くまとめている点でラブロマンスとしても見ごたえがあります。それにしてもこのコリンヌという妻、夫がなくなってから20年間ずっと夫を愛し続けるというとても誠実な女性です。私も願わくばこのような女性に出会いたい。

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