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映画『けいおん』 感想とレビュー 世界観に魅せられて


私は今まで殆ど芸術に関する記事しか書いてきませんでしたのでちょっと新鮮な感じがいたします。けいおんはちょうど私が高校生のときから見ていたので感情移入がしやすくとても楽しんだ作品です。高校三年間が終わりいよいよ大学生になるというけいおんのメンバー達にもう一度会いたいなと思い劇場に足を運んだ次第です。
けいおんの魅力はなんといっても原寸大の女子高生を描いている点だと感じます。また作品において安易に恋愛に逃げなかった、恋愛を全く描かなかったということ事態が広く男性女性厭わず人気を集めた理由だとおもいます。
高校とは実に楽しく辛い時期です。私も高校のころは美術部の紬ちゃんのようなポジションで作品を作りながら先生も含めてお茶を飲んでいました。もちろん入れるのは私でお茶葉はイギリスから取り寄せたものでしたが。
このように部活が楽しいなか、受験という人生でかなり大きな難問と向き合わなければならない時期なのです。何とか全員同じ大学に合格したけいおんメンバー、そこで卒業旅行でロンドンに行くわけですね。
この映画ロンドンでのシーンは大体半分くらいでしたでしょうか。これもまたこの映画の面白さ。けいおんのように何か大きな目標があるとか誰かを倒すとかそういうストーリーがないアニメは映画化が非常に難しいらしいです。しかしだからといっていつもの日常だけを映画でやっても面白くない。半分は日常のけいおん、半分は外国に出た非日常のけいおんこのメリハリがなんとも上手くまとまったよい作品でした。
メリハリといえば作品の中でのストーリー展開もそうでした。いつものふわふわ、だらだらした時間があってライブのような緊張するイベントがある。この波が広範にあり、最もテンションが上がったのが最後ロンドンで行ったライブと、卒業式の朝に行うライブでしょう。
またけいおんの4人は卒業ですが、残される身の梓の描かれ方もなかなかリアリティーがあったと感じます。もしかしたら来年は一人で部を行わなければいけない。そんな切なさが薄らと垣間見えるのが楽しい面白いだけで終わらせない深みのある映画にしていると感じました。
そんななか先輩として後輩にしてあげられることはなにか。唯達の視点から描かれる先輩と後輩のドキュメンタリーこれが感動を誘います。
ロンドンから帰ってきて映画のクライマックスでは2期の最後へとつながるのですね。天使にふれたよはこういう流れで最後にもってこられると胸がきゅんとなりますね。
他にも魅力はいっぱいありました。私は十年前になりますがイギリスに遊びに行ったことがありましたので、高校生時代を思い出すのと一緒にかつて行ったイギリスへのおもいも馳せられるという二重構造になったわけであります。また、行ったことがない人でも京都アニメーションさんの徹底的なリアリズム(それでいてけいおんの空気感を壊さない絶妙さ)がまるでけいおんのメンバーの一人にでもなったかのようにあなたを誘うというわけです。
音楽は映画の為に三曲の新曲が作られました。テーマ曲「unmei♪wa♪endless」ED「Singing!」OP「いちばんいっぱい」それぞれの曲に魅力があります。特に声優陣のほとんどが好きだと答えた「いちばんいっぱい」。これは映画の冒頭での掴みを担う重要な曲。今までのけいおんの音楽とは違いわりとゆったりとした曲で美しいコーラス、ハーモニーがこれから始まる冒険へのわくわく感を表現します。
私としては非常に満足した映画でした。元気ももらえたし、切なさもちょっぴり。受験さえなければ高校生に戻りたいのですがね。

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