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ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2012 感想とレビュー 目新しい革新的なコンサート

やはりこれを見ずして年は始まりませんよね。ということで今回はニューイヤーコンサートの考察です。
伝統といってもいいニューイヤーコンサート。今年はラトヴィアの指揮者マリス・ヤンソンスによる指揮です。彼は6年前と合わせて2回目の登場ですね。
ヤンソンスが選んだのはシュトラウス、ツィーラー、ヘルメスベルガー、ルンビーの曲。さらに注目すべきはニューイヤーコンサート初登場のチャイコフスキーの2曲でした。
また今回の面白い点は"トリッチトラッチポルカ"と"Feuerfest"の2曲においてウィーン少年合唱団の参加を得て、彼らのボーカルのバージョンで行われたことにもあります。これは映像資料を挙げておきますね。
多くの演出により面白く演奏されたコペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップはニューイヤーコンサートで初めて演奏されました。ここではヤンソンス氏が気さくで愉快なおじさまだということがわかりますね。

ウィーンフィルのホームページから引用
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、長年にわたり新年に、シュトラウス一家やその同時代の作曲家の数々のレパートリーより、明るく楽しい、そして内容豊かなプログラムでニューイヤーコンサートを行っています。このニューイヤーコンサートは、ウィーンのムジークフェラインの観客に大変人気があるだけでなく、世界中へのテレビ中継もすでに46ヵ国で行われており、オーストリア国内のみならず海外でも大変によく知られ親しまれています。かつてのオーストリアの歴史の暗い一幕においては、これらのコンサートはオーストリア国民に自国へ回帰の念を呼び起こし、同時によりよい時代への希望をもたらしました。今日では、世界中の何百万という人たちが、ニューイヤーコンサートの軽やかで、また内容の深い音楽に感動し、新しい年を喜びと期待をもって迎えていただいています。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、ニューイヤーコンサートを通じて、このジャンルの名作の貴重な演奏のみならず、オーストリアの音楽大使として、世界中の人々に希望と友情そして平和のご挨拶をお届けしたいと願っています。」

今回の曲目
1.ヨハンⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス:祖国行進曲(*)
2.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《市庁舎舞踏会でのダンス》 op.438(*)
3.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ポルカ《あれか、これか》 op.40(*)
4.ヨハン・シュトラウスⅡ世:トリッチ・トラッチ・ポルカ op.214
5.カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ《ウィーンの市民》 op.419
6.ヨハン・シュトラウスⅡ世:アルビオン・ポルカ op.102
7.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《騎手》 op.278
8.ヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世:悪魔の踊り
9.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《芸術家の挨拶》 op.274
10.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《人生を楽しめ》 op.340
11.ヨハン・シュトラウスⅠ世:シュペアル・ギャロップ op.42
12.ハンス・クリスティアン・ロンビ:コペンハーゲン蒸気機関車のギャロップ(*)
13.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《鍛冶屋》 op.269
14.エドゥアルト・シュトラウス:カルメン・カドリーユ
15.ペーター・チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》~〈パノラマ〉(*)
16.ペーター・チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》~〈ワルツ〉(*)
17.ヨハンⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス:ピッツィカート・ポルカ
18.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ペルシャ行進曲 op.289
19.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《燃える恋》 op.129
20.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《うわごと》 op.212
21.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ポルカ《雷鳴と電光》 op.324
(アンコール)
ヨハン・シュトラウスⅡ世:チク・タク・ポルカ op.365
ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《美しく青きドナウ》 op.314
ヨハン・シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲 op.228



恒例のラデツキー行進曲ですね。この行進曲は指揮者の人相が非常によくでると感じているので指揮者の比較を行った記事を以前つくりました。それと比べるとより面白さがわかると思います。ここではヤンソンス氏の茶目っ気さが際立って見えます。興奮収まらずに台に立つ前から曲を始めてしまいましたね。頑張るヤンソンス。かれのご老体には厳しい2時間ですが、最後の力を振り絞って楽しく演奏しますね。しかしこんなに汗かいた68歳のおじいさんを見たことありますか?元気の源はいかにしてか。


トリッチトラッチポルカにウィーン少年合唱団の参加はもう何十年振りだとか。ヤンソンス自身とてもおもしろい人なのでしょう。この年になっても変化を恐れない彼の芸術家としての生き様は賞賛に値しますね。しかし天使の歌声と呼ばれる少年たちの歌は新年早々から聞けるというのは最上の喜びですな。


こちらは日本語では鍛冶屋のポルカと呼ばれているものですね。ヤンソンス御年68歳、頑張って鍛冶をします。指揮者自らが鉄を打つのも珍しいですが、さらに少年合唱団も参加させます。まだあどけなさが残る少年たちと頑張るヤンソンス。面白い構図ですね。きっと彼は確信犯ですな。

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