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フニクリ・フニクラ Funiculì funiculà 世界初のCMソングの紹介 パバロッティの歌声に酔いしれる

今回はオペラ記事です。やはりこの有名な曲、とくにルチアーノパバロッティが歌ったものが非常に愛されていますね。笑ってこらえてのイタリア編でしばしば使用されているのは彼の歌です。聞いただけでこの声はわかりますね。
なんだか小さいころ「鬼のぱんつ」でこの曲が広まりましたが確かにこのメロヂィーは誰が聞いてもわくわくするようなものですよね。
作曲はイタリアの作曲家、指揮者のルイジ・デンツァ(Luigi Denza 1846-1922)
作詞はジュゼッペ・トゥルコ(Giuseppe(Peppino)Turco 1846-1903)
実はこの曲世界初のCMソングとしても知られています。
ナポリの東方に位置するベスビオ(ヴェスヴィアス)火山。かつての大噴火で一日にしてポンペイの町を火山で飲み込んだことで有名です。1748年、偶然に発見されたポンペイの遺跡、これがことの発端です。こんな遺跡が出てきたからには絶対観光客が沢山くるぞと期待したトーマス・クック社。ある区間では25度を超えるものすごい急勾配を上がっていきます。安全面には考慮していたそうですがやはりなかなか客足は伸びなかったそう。そこでクック社プロモーションのためにとデンツァに依頼して出来たのがこの曲。
ちなみにケーブルカーのことをイタリア語で「フィニコラーレ」“finicolare”と言います。題名はこれに由来。
この曲は当時毎年9月初旬に行われる「ピエティグロッタの祭り」にて発表され、瞬く間に爆発的にヒットしました。
しかしこのメロディー、民謡をよく書いていたデンツァのものだったので、なんとあのドイツの作曲家シュトラウスがイタリアの伝統的な民謡のメロディーだと勘違いして交響的幻想 《イタリアより》 に旋律を取り入れてしまったのです。
裁判にまで発展したこの問題は、結局イタリアが上演されるたびにデンツァに慰謝料が払われるということに落ち着きました。面白いですね。
映像資料は我が3大テノールによるフニクリフニクラとルチアーノ・パバロッティによるものです。
歌詞(原詩)も一応乗せましたが、歌では一番から三番に飛んだりとなかなか奇妙なのでわかり辛いです。




Jammo Jammo ncoppa, jammo jà
Jammo Jammo ncoppa, jammo jà
Funiculì, funiculà! Funiculì , funiculà!
ncoppa, jammo jà Funiculì, funiculà!

Aissero, Nanninè, me ne sagliette,
tu saie addò? tu saie addò?
Addò sto core 'ngrato chiù dispietto
farme non pò. farme non pò
Addò ilo fuoco coce, ma si fuie
te lassa stà, te lassa stà,
E non te corre appriesso, non te struje,
Sulo a guardà. Sulo a guardà

Jammo Jammo ncoppa, jammo jà.........

Ne jammo: da la terra a la montagna  
no passo nc'è! no passo nc'è!  
Se vede Francia, Proceta, la Spagna  
E io veco a te. E io veco a te.  
Tira te co lli fune nuitto, nfatto  
Ncielo se va; Ncielo se va;  
Se va comm'a Ilo viento, a l'antrasatto,  
guè, saglie, sà guè, saglie, sà

Jammo Jammo ncoppa, jammo jà.........

Ne n'è sagliuta, oie' Ne, se n'è sagliuta,
la capa già; la capa già;
E ghiuta, pòè tornata, e pò è venuta
sta sempe ccà! sta sempe ccà!
La capa vota vota attuorno, attuorno,
attuorno a te, attuorno a te,
Llo core canta sempe no taluorno:
Sposammo, oie Nè! Sposammo, oie Nè!

Jammo Jammo ncoppa, jammo jà.........


青木爽・清野協 訳詞
赤い火を吹くあの山へ  登ろう登ろう
そこは地獄の釜の中   のぞこうのぞこう
登山電車が出来たので  誰でも登れる
流れる煙は招くよ    みんなをみんなを
行こう行こう火の山へ  行こう行こう火の山へ
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ
行こう行こう火の山へ  行こう行こう火の山へ
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ

暗い夜空に赤々と    見えるよ見えるよ
あれは火の山ベスビアス 火の山火の山
登山電車が降りてくる  ふもとへふもとへ
燃える炎は空に映え   かがやくかがやく
行こう行こう火の山へ  行こう行こう山の上
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ
行こう行こう火の山へ  行こう行こう山の上
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ

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映画『けいおん』 感想とレビュー 世界観に魅せられて


私は今まで殆ど芸術に関する記事しか書いてきませんでしたのでちょっと新鮮な感じがいたします。けいおんはちょうど私が高校生のときから見ていたので感情移入がしやすくとても楽しんだ作品です。高校三年間が終わりいよいよ大学生になるというけいおんのメンバー達にもう一度会いたいなと思い劇場に足を運んだ次第です。
けいおんの魅力はなんといっても原寸大の女子高生を描いている点だと感じます。また作品において安易に恋愛に逃げなかった、恋愛を全く描かなかったということ事態が広く男性女性厭わず人気を集めた理由だとおもいます。
高校とは実に楽しく辛い時期です。私も高校のころは美術部の紬ちゃんのようなポジションで作品を作りながら先生も含めてお茶を飲んでいました。もちろん入れるのは私でお茶葉はイギリスから取り寄せたものでしたが。
このように部活が楽しいなか、受験という人生でかなり大きな難問と向き合わなければならない時期なのです。何とか全員同じ大学に合格したけいおんメンバー、そこで卒業旅行でロンドンに行くわけですね。
この映画ロンドンでのシーンは大体半分くらいでしたでしょうか。これもまたこの映画の面白さ。けいおんのように何か大きな目標があるとか誰かを倒すとかそういうストーリーがないアニメは映画化が非常に難しいらしいです。しかしだからといっていつもの日常だけを映画でやっても面白くない。半分は日常のけいおん、半分は外国に出た非日常のけいおんこのメリハリがなんとも上手くまとまったよい作品でした。
メリハリといえば作品の中でのストーリー展開もそうでした。いつものふわふわ、だらだらした時間があってライブのような緊張するイベントがある。この波が広範にあり、最もテンションが上がったのが最後ロンドンで行ったライブと、卒業式の朝に行うライブでしょう。
またけいおんの4人は卒業ですが、残される身の梓の描かれ方もなかなかリアリティーがあったと感じます。もしかしたら来年は一人で部を行わなければいけない。そんな切なさが薄らと垣間見えるのが楽しい面白いだけで終わらせない深みのある映画にしていると感じました。
そんななか先輩として後輩にしてあげられることはなにか。唯達の視点から描かれる先輩と後輩のドキュメンタリーこれが感動を誘います。
ロンドンから帰ってきて映画のクライマックスでは2期の最後へとつながるのですね。天使にふれたよはこういう流れで最後にもってこられると胸がきゅんとなりますね。
他にも魅力はいっぱいありました。私は十年前になりますがイギリスに遊びに行ったことがありましたので、高校生時代を思い出すのと一緒にかつて行ったイギリスへのおもいも馳せられるという二重構造になったわけであります。また、行ったことがない人でも京都アニメーションさんの徹底的なリアリズム(それでいてけいおんの空気感を壊さない絶妙さ)がまるでけいおんのメンバーの一人にでもなったかのようにあなたを誘うというわけです。
音楽は映画の為に三曲の新曲が作られました。テーマ曲「unmei♪wa♪endless」ED「Singing!」OP「いちばんいっぱい」それぞれの曲に魅力があります。特に声優陣のほとんどが好きだと答えた「いちばんいっぱい」。これは映画の冒頭での掴みを担う重要な曲。今までのけいおんの音楽とは違いわりとゆったりとした曲で美しいコーラス、ハーモニーがこれから始まる冒険へのわくわく感を表現します。
私としては非常に満足した映画でした。元気ももらえたし、切なさもちょっぴり。受験さえなければ高校生に戻りたいのですがね。

ブラジルの水彩画 Aquarela do Brasil 聞き比べ 比較研究 なつかしのナンバーから

皆さん笑ってこらえてのブラジル特集を見ましたか。いつの間にかイタリアだけにとどまらずブラジルまで支局を作っていたのですね。それにしても外国の多くは日本と違ってクリスマスは家族としんみりと過ごし、新年に大騒ぎをするという感じが多いのですね。ブラジルは中でもお祭りが大好きですからカーニバルなんかが物凄いわけです。
そんな中、番組を盛り上げるために流されたBGMが私の好きな「ブラジルの水彩画」という歌だったので記事をかきました。
これはアリ・バホーゾ作曲の名曲で、もともとはジャズです。
映画「未来世紀ブラジル」にも使われ非常に人口に膾炙した曲です。曲名こそ知らないものの聞けばあー知ってるとなるやつです。今回の映像資料は私の大好きな三大テノールによるオーケストラのオペラバージョンとジョアン・ジルベルトによるジャズバージョンをお聞きください。ジョアン・ジルベルトはイパネマの娘を作曲した有名な人です。これもも名曲ですな。




歌詞
Aquarela do Brasil (Ary Barroso)

Brasil
Meu Brasil brasileiro, Meu mulato inzoneiro
Vou cantar-te nos meus versos, O Brasil, samba que da´
Bamboleio que faz gingar, O Brasil, do meu amor
Terra de Nosso Senhor, Brasil, Brasil, Pra mim, pra mim

Ah, abre a cortina do passado, Tira a Ma~e Preta,do serrado
Bota o Rei Congo, no congado, Brasil, Brasil, Pra mim, pra mim

Deixa, cantar de novo o trovador, A merenco´ria luz da lua
Toda canc_a~o do meu amor, Quero ver a Sa Dona, caminhando
Pelos salo~es arrastando, O seu vestido rendado
Brasil, Brasil, Pra mim, pra mim, Brasil
Terra boa e gostosa, Da morena sestrosa
De olhar indiscreto, O Brasil, samba que da´
Bamboleio, que faz gingar, O Brasil, do meu amor
Terra de Nosso Senhor, Brasil, Brasil , Pra mim, pra mim
Oh, esse coqueiro que da´ coco, Onde eu amarro a minha rede
Nas noites claras de luar, Brasil, Brasil, Pra mim, pra mim
Ah, ouve essas fontes murmurantes, Aonde eu mato a minha sede
E onde a lua vem brincar, Ah, este Brasil lindo e trigueiro
E´ o meu Brasil, brasileiro, Terra de samba e pandeiro
Brasil, Brasil, Pra mim, pra mim

和訳
ブラジルの水彩画

ブラジル、我がブラジル
悪戯好きのムラート
我が言葉で語ってきかそう

ブラジル、体躍るサンバ
ステップ弾むサンバ
我が愛するブラジル
主なる神の国、ブラジル、我がブラジル!

いざ、歴史の幕を開けよう
黒人奴隷の乳母を密林の苦しみから救い出そう
コンガの王をコンガの祭礼に立たそう
ブラジル、我がブラジル!

吟遊詩人よ、再び歌ってくれ
感傷的な月の光に、我が愛のすべてを

我は見たい、裾の長いレースの衣装を身にまとった
偉大な女性が、この世界を堂々と歩く姿を
ブラジル、我がブラジル!

ブラジル!移り気なまなざしの
小粋なモレーナの住む、麗しく豊かな大地

ブラジル、体躍るサンバ
ステップ弾むサンバ
我が愛するブラジル
主なる神の国、ブラジル、わたしのブラジル!

嗚呼、ココナッツの実るヤシの木に
ハンモックを吊るそう、月の明るい夜に
ブラジル、我がブラジル!

泉のささやきを聞こう、喉の渇きを潤す泉
月が遊びにやってくる泉、ああ、小麦色の、美しいブラジル
サンバとパンデイロの国、ブラジル、ブラジル、我がブラジル!

ジャッキーエヴァンコ ドリームウィズミー ジャパンツアー2012 感想とレビュー 天使が舞い降りたよう

指揮、上垣聡
管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団
1月13日 19時開演
Bunkamura オーチャードホール

曲目
第一部
ラヴァーズ(Lovers)
オンブラ・マイ・フ 『歌劇「セルセ」より』(Ombra Mai Fu)
オール・マイ・アスク・オブ・ユー 『ミュージカル「オペラ座の怪人」より』(All I Ask Of You)
イマジネ(Imaginer)
チャイコフスキー:弦楽セレナーデより“ワルツ〝~オーケストラ~
エンジェル(Angel)
見果てぬ夢 『ミュージカル「ラ・マンチャの男」より』(The Impossible Dream)
休憩
第二部
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲~オーケストラ~
星に願いを(When You Wish Upon A Ster)
ア・タイム・フォー・アス 『映画「ロミオとジュリエット」より』(A Time For Us)
ネッラ・ファンタジア(Nella Fantasia)
主の祈り(The Lord's Prayer)
アンコール
わたしのお父さん(O Mio Babbino Caro)
Pie Jesu

日にちがずれ込んでしまいましたが、今日は待ちに待ったジャッキーエバンコのコンサートに行ってきました。
言葉で伝えるのはまず不可能といってよいほど美しい、完全なる美、至高の芸術でした。
7時開演ということで終わったのが8時半くらいでしたね。この点において、休憩が20分挟まれていることやオーケストラだけによる演奏も2曲あることから、彼女が歌っていたのは1時間弱でした。そこが私としてはもう少し歌って欲しかったなと感じました。しかし、裏をかえせばだらだら長くやるのではなくぎゅと凝縮して、美を抽出された今回のコンサートにはこれは必然のことかもしれません。それに彼女は2000年生まれの12歳です。あんまり大人の都合で無理をさせるのも忍びないですね。
今日のジャッキーちゃん、普段は映像でしか見ていませんでしたからあまり人間性というものが伝わってきませんでしたが、とてもかわいい女の子でした。もちろん歌っているときはプロのオペラ歌手なのですが歌い終わるおと、自分で拍手したり、ちっちゃなドレスのすそをヒラヒラさせてみたり、観客に手を振ってみたりと大盤振る舞い。
完全に彼女の魅力に魅了されてしまった前席のおじさまたちは暢気に手を振りかえしていました。
それに歌を歌っているときはあんなの声が出るのにちょっとしたお話をするときはうんと声が小さくなって、まだ12歳の少女なのだなと実感しました。
今回のチケット私はS席なので8800円と高めですが、ジャッキーだけでなく、演奏しているのが東京フィルハーモニーということなので納得はできます。一度のコンサートで両方楽しめるのですからね。ただ、さっきも述べたように時間が短い。特にこういう楽しいものってあっという間に終わってしまいますから、私としてはもう少しこの空気を吸わせてくれという感じですね。一つ愚痴ると発売開始後すぐにS席を買ったのですが、20列で端。ちょうど扉があるところで曲ごとに遅刻してきた客が入ってきて心休まらなかったですね。
曲目はいたって有名なものばかり。今回のコンサートはクラシックがすきというよりジャッキーちゃん目当てできた人が多いでしょうからそんな方々でもわかりやすいプログラムになっていたのではないでしょうか。半分オペラ、半分神様に関係のある曲といった感じでしょうか。アンコールではやはり彼女の代表的なもの「わたしのお父さん」がきましたね。最後は「Pie Jesu」。やはりレクイエムですから今回の震災に対する彼女の贈り物という意味で捉えていいのでしょうか。
ネッラ・ファンタジアでは乾燥した会場のなかで緊張した上で大分歌っていたせいか、最後の上がるところで声が裏返ってしまって、ちっちゃくexcuse me と弁解。そんな小さなミスはどうだっていいんです。私を含め多くの人が、彼女の奥深くて透き通った声に癒されました。帰り際におばさまたちが「天使にあったみたいだった」というくらいですからそれはそれは大いなるカタルシスを受けたわけであります。
でもNessun dormaがなかったのが悔しいです。


これが生で聞けたのですよ。こんなに嬉しいことはない。

ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2012 感想とレビュー 目新しい革新的なコンサート

やはりこれを見ずして年は始まりませんよね。ということで今回はニューイヤーコンサートの考察です。
伝統といってもいいニューイヤーコンサート。今年はラトヴィアの指揮者マリス・ヤンソンスによる指揮です。彼は6年前と合わせて2回目の登場ですね。
ヤンソンスが選んだのはシュトラウス、ツィーラー、ヘルメスベルガー、ルンビーの曲。さらに注目すべきはニューイヤーコンサート初登場のチャイコフスキーの2曲でした。
また今回の面白い点は"トリッチトラッチポルカ"と"Feuerfest"の2曲においてウィーン少年合唱団の参加を得て、彼らのボーカルのバージョンで行われたことにもあります。これは映像資料を挙げておきますね。
多くの演出により面白く演奏されたコペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップはニューイヤーコンサートで初めて演奏されました。ここではヤンソンス氏が気さくで愉快なおじさまだということがわかりますね。

ウィーンフィルのホームページから引用
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、長年にわたり新年に、シュトラウス一家やその同時代の作曲家の数々のレパートリーより、明るく楽しい、そして内容豊かなプログラムでニューイヤーコンサートを行っています。このニューイヤーコンサートは、ウィーンのムジークフェラインの観客に大変人気があるだけでなく、世界中へのテレビ中継もすでに46ヵ国で行われており、オーストリア国内のみならず海外でも大変によく知られ親しまれています。かつてのオーストリアの歴史の暗い一幕においては、これらのコンサートはオーストリア国民に自国へ回帰の念を呼び起こし、同時によりよい時代への希望をもたらしました。今日では、世界中の何百万という人たちが、ニューイヤーコンサートの軽やかで、また内容の深い音楽に感動し、新しい年を喜びと期待をもって迎えていただいています。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、ニューイヤーコンサートを通じて、このジャンルの名作の貴重な演奏のみならず、オーストリアの音楽大使として、世界中の人々に希望と友情そして平和のご挨拶をお届けしたいと願っています。」

今回の曲目
1.ヨハンⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス:祖国行進曲(*)
2.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《市庁舎舞踏会でのダンス》 op.438(*)
3.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ポルカ《あれか、これか》 op.40(*)
4.ヨハン・シュトラウスⅡ世:トリッチ・トラッチ・ポルカ op.214
5.カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ《ウィーンの市民》 op.419
6.ヨハン・シュトラウスⅡ世:アルビオン・ポルカ op.102
7.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《騎手》 op.278
8.ヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世:悪魔の踊り
9.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《芸術家の挨拶》 op.274
10.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《人生を楽しめ》 op.340
11.ヨハン・シュトラウスⅠ世:シュペアル・ギャロップ op.42
12.ハンス・クリスティアン・ロンビ:コペンハーゲン蒸気機関車のギャロップ(*)
13.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《鍛冶屋》 op.269
14.エドゥアルト・シュトラウス:カルメン・カドリーユ
15.ペーター・チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》~〈パノラマ〉(*)
16.ペーター・チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》~〈ワルツ〉(*)
17.ヨハンⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス:ピッツィカート・ポルカ
18.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ペルシャ行進曲 op.289
19.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《燃える恋》 op.129
20.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《うわごと》 op.212
21.ヨハン・シュトラウスⅡ世:ポルカ《雷鳴と電光》 op.324
(アンコール)
ヨハン・シュトラウスⅡ世:チク・タク・ポルカ op.365
ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《美しく青きドナウ》 op.314
ヨハン・シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲 op.228



恒例のラデツキー行進曲ですね。この行進曲は指揮者の人相が非常によくでると感じているので指揮者の比較を行った記事を以前つくりました。それと比べるとより面白さがわかると思います。ここではヤンソンス氏の茶目っ気さが際立って見えます。興奮収まらずに台に立つ前から曲を始めてしまいましたね。頑張るヤンソンス。かれのご老体には厳しい2時間ですが、最後の力を振り絞って楽しく演奏しますね。しかしこんなに汗かいた68歳のおじいさんを見たことありますか?元気の源はいかにしてか。


トリッチトラッチポルカにウィーン少年合唱団の参加はもう何十年振りだとか。ヤンソンス自身とてもおもしろい人なのでしょう。この年になっても変化を恐れない彼の芸術家としての生き様は賞賛に値しますね。しかし天使の歌声と呼ばれる少年たちの歌は新年早々から聞けるというのは最上の喜びですな。


こちらは日本語では鍛冶屋のポルカと呼ばれているものですね。ヤンソンス御年68歳、頑張って鍛冶をします。指揮者自らが鉄を打つのも珍しいですが、さらに少年合唱団も参加させます。まだあどけなさが残る少年たちと頑張るヤンソンス。面白い構図ですね。きっと彼は確信犯ですな。

東急ジルベスターコンサート2011-2012 金聖響 感想とレビュー カウントダウン「ボレロ」の魅力

さて、ちょっと日にちがあいてしまいましたが、年末年始の番組は芸術的なものが多くて大変よろしい。今回紹介するのは
曲の終了と同時に新年を迎える"カウントダウン・コンサート"としてお馴染の「東急ジルベスターコンサート」。
「17回目を迎える今回、カウントダウンの重責を担う指揮者には神奈川フィル常任指揮者、アンサンブル金沢アーティスティック・パートナー、ベルギー・フランダース交響楽団の首席指揮者を務めるなど国際的な活動で人気の金聖響が初登場します。」
はい、金聖響さんは私も去年の6月かな、コンサートに行ってきたので非常に上手い指揮者だということは保障します。それも記事にしているのでよろしかったら見てください。彼の指揮は心に響きます。私が行ったコンサートではシンフォニアノビリッシマがこの上なく感動的で思わず涙してしまいました。
話を戻しまして、今回のカウントダウンの注目はなんといってもやはり「ボレロ」。もうこれがあったらば他はどうでもいいくらいですよ。
ウィーンフィル150周年記念の記事においてリッカルドムーティが指揮する「ボレロ」を紹介しました。ボレロは本当は17分ほどあるのですよ。
今回は大晦日のときの動画がありませんので代わりにバレエでみるボレロを楽しんでいただけたらなと思います。
しかし、上手いことボレロが終わると同時に12時なるように演奏されるものなのですね。まあ今回は最後の最後になって金聖響さんあまりにヒートアップしすぎて3、4秒早めに終わってしまったのですがね。その後の司会者とのやり取りもなかなか面白かったですけれども、コンサートではみられなかった金聖響さんのトークがみれてこれまた新鮮でした。結構喋るのですね。ずっと無口なほうなのかなと思っていましたよ。

さて、映像資料はボレロつながりでジョルジュ・ドンのボレロ。一度見たら決して忘れられないと名高い芸術家ですね。しかし、私も妹がバレエやっているのでまあなんとかバレエを学んでみたいとは思いますが(知識だけですよ、私は踊りませんよ)なかなか奥が深いものですね。ここまで独創的だと、凡人なうえに偏屈な私には理解に苦しむところが多々出てくるわけですよ。さて、この真髄がわかる方どうぞ教えてください。



2011年紅白歌合戦の考察 なぜ赤組が勝ったのか

この年齢になりますと子供の頃退屈でしょうがなかった年末年始の歌番組やコンサーート中継が非常に面白いものだなと感じてきます。今回は恒例の紅白歌合戦について考えたいと思います。
紅組が勝ったのはなんと7年ぶりだったとか。私はそんなことは露知らずでしたが、今回の勝利は紅組であると出場者、曲目が決定した時点で確信していました。
まあ偏屈なだけありますから私どうも最近のポップ音楽というものが体になじまないのですね。とくにその筆頭となるのがKポップやAKBやヘビメタ等々。東方神起はもう聞くに堪えないという感じですよ。AKBもなんだか人数で圧倒しているだけという感じがしますし、ファンの方には悪いですが美術を長年やってきた私にはどうしてもそこまで美しい女性がいるとは感じれません。ヘビメタは音楽とは認めません。
もちろんこれらを愛して止まない人がどうとか言うわけではないのです。人それぞれ趣味趣向は違いますから私には相容れないというだけのことです。お気を悪くなさらずに。
でもなんでもっと歌が上手い人たちが出ないのでしょうね。
flumpool (3) 「証」
平井堅 (7) 「いとしき日々よ」
彼らなんて非常に歌が上手いしとてもすばらしいパフォーマンスでしたよね。
ただ男性陣が他に森さん、五木さん、北島さんくらいなのに対して今回は女性が強すぎましたね。

藤あや子 (17) 「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!紅白スペシャル~」
なんてとても元気の湧く歌でしたね。それに新曲のこの二人
椎名林檎 (初) 「カーネーション-紅組なら誰でも」
平原綾香 (8) 「おひさま~大切なあなたへ」
平原さんは私ジュピターからのファンで、というのも彼女非常に歌が上手いでしょ、特に低音の美しさは女性では一品ものですね。それに椎名林檎さん。今まで特徴的な歌い方をする人だなと感じていましたが、今回じっくりみて彼女に魅了されてしまいましたよ。謎の美女でありながら芸術的にこの上なく冴えている凛とした顔、かわいい人でありました。
絢香 (5) 「みんな空の下」
絢香さんは病気からの復活が日本の皆さんに力を与えました。
伍代夏子 (18) 「金木犀」
小林幸子 (33) 「おんなの酒場」
和田アキ子 (35) 「あの鐘を鳴らすのはあなた」
石川さゆり (34) 「津軽海峡・冬景色」
坂本冬美 (23) 「夜桜お七」
松任谷由実 (2) 「(みんなの)春よ、来い」
女性ベテラン歌手たちはもてる最大の力を発揮して持ち歌を歌い我々を勇気付けてくれました。私の友人が小林幸子は年々仏像化しているとつぶやいていましたがあの衣装はでかさ云々でなく質がよかったですね。アキコさんのあの鐘を鳴らすのはあなたは静でありながら強い確信、強さに溢れた歌い方で感動しました。石川さゆりさんと坂本冬美さんは大好きなのですが今回は名曲中の名曲を歌ってくれました。とにかく今回の女性陣に共通して見られたのは質への探求です。原点回帰のようにも感じられます。そんなメッセージが皆さんの心に届いての結果でしょう。
男性陣でも特筆したいのが、
西田敏行 (4) 「あの街に生まれて」
彼は福島出身だったのですね。そんな彼がふるさとを思う歌として秋本さんに依頼して出来たのがこの歌。この新曲はずっと楽しみにしていました。ただ長渕さんにあれだけの時間を割くのならこっちもフルバージョン歌わせろよとは感じましたね。
秋川雅史 (4)  夏川りみ (6) 「あすという日が」
これも迫力があってよかった。歌の上手い方が二人でこの曲を歌ってくれたのが感動的でしたね。
でも、なんといってもやはり今回の一番は
天童よしみ (16) 「愛燦燦」
これですね。私の大好きな美空ひばり。やはり彼女は女性歌手の神様のような存在で誰も超えることは出来ません。それはおそらく今後100年経ったとしても変わらないでしょう。ただ、今の日本で彼女に最も近い存在は天童さんだと私はおもって止まないのでそんな天童さんが、愛燦燦を歌ってくれたのには感謝しました。11月に美空ひばり23回忌コンサートがあったと思いますがそのときに愛燦燦を歌ったのがエグザイルだったと思うのですがあれはミスマッチ。聴いていられませんでした。ところが天童さん、期待にこたえるように非常に美空ひばりに近いそのままの愛燦燦を歌ってくれました。本当に本当にありがとう。
今回は美空ひばりとこの曲の作詞作曲家である小椋佳のバージョンを乗せておきます。あと坂本冬美さんの動画もご一緒に。 







偏屈文化人より新年の御挨拶

新年明けましておめでとうございます。皆様に謹んでお祝い申し上げます。
昨年は地震、原発、まさしく天災と呼ぶに相応しい大変な事柄が起こりました。また私自身、精神を病み、体を壊して厳しく苦難の一年となりました。体重も大分へってやっと戻ってきたというところです。
受験や知人の死など今まで生きてきた中でこれほど苦しい年はなかったと思います。だからこそ、ここまで苦しい思いをしたからこそもうこれ以上の悪いことはありませんから、皆さんと共に新しい希望の一年としたいと思います。
今回は年賀状の為に描いた小作品を上げておきましょう。日本画が好きでよく作品を見ているのですがそうするといい資料になるのですよね。それで今回はこの龍の絵にさらに、吾が妹の名にも使われている「寿」という字をめでたき年になるようにとの思いを込めて朱にて一筆。
また王仁作の「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」の歌を一首啓上いたしました。この歌は希望の歌ですからね。現代語訳、難波津に、咲いたよこの花が。冬の間は籠っていて、今はもう春になったというわけで、咲いたよこの花が。
IMG_0003_convert_20120101233426.jpg
「龍」B5 墨

しかし初夢というものを私は初めて見ましたよ。夢は大抵ハチャメチャで私も何故か小泉純一郎が出てきたりしてわけがわかりませんでしたが、とても美しい女性と恋愛をするという夢をみました。真に美しい物語でした。こんど短編小説にでもしてみましょう。正夢とならんことを。
元旦から地震がありなんだか不安ですが改めて希望の一年とならんことを!
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幽玄

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