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11月鑑賞目録、月記

アラン・S・ミラー (著)『進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観』(パンローリング株式会社 、2019)
出口 治明 (著) 『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社 、2019)
クリスティーン・ポラス (著), 夏目 大 (翻訳)『Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社、2019)
成瀬 雅春 (著)『シャンバラからの伝言―魂の修行と宇宙の真理』(中央アート出版社 、2008)


『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章』(2019)
『冴えない彼女の育てかた Fine』(2019)
『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)
『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』(2019)

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(39話、2018-19)
『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』(13話、2018)


11月はほとんど仕事に時間を費やしてしまった。現在の職場で11月でちょうど4年が経つ。
最初の二年から三年ほどは、自分の店に先輩や、先輩と一緒に育てた優秀な後輩がいたので、自分の店のレベルは非常に高くて、他店に応援を出すレベルの余力があったのだけれども、その先輩や後輩、それから同僚が精神を病んで退職していったために、経験ある人間がどんどんすくなくなっていき、私一人だけが、夜と深夜に取り残されてしまった。だから、ある意味稼ぎたいという人からすれば、シフトはもう入りたい放題なので自由でいいのだけれども、反対を言うと、レベルが足りなさ過ぎて、私がはいらないと店がまわらないような状況になってしまっているので、休めないというのが問題になっている。
とりあえず12月は私の大学時代からの共通の友人同士がついに、大学四年生から、5年もの愛をはぐくんで目出度くゴールインし、盛大に結婚式をやってくれるというので、たくさんつつんでいかなければ!というところで、普段でも、浪費癖のためにトントンで生活しているので、さらに働いて、つつむぶんを稼がなければならなかった。
本当はいろいろなことを当人たちにしてあげたいと思うけれども、住んでいる場所も、そう遠くはないとはいえ、簡単に通える距離ではないし、私も忙しいけれども、向こうは教員をやっているから私以上に忙しいだろうし。ほんとうはなにかもっといい形をと思いながらも、やはりそれを気持ちとして示すのには、お金というのは便利なものであるなとは思う。金銭にとらわれない、新しい世界を望んではいるけれどもね。
そんなこんなで、にしむくさむらいというけれども、ようは31日ない月は、当然1日分、ほかの月より日数が少ないわけで、それは我々アルバイターにとってはけっこうデカいのだ。一日少ないと言うことは、それで一日の給料、7時間ないし9時間くらい働くのだとしたら、その分がないわけだからね。
で、まあそのくらい総合時間から少なくなるはずなのだけれども、今回私はもうむちゃくちゃに入りまくって、合計時間220時間、残業時間も43時間で会社が許してくれるぎりぎりのところまで働いた。

ただ、不思議なことに、まあもちろん時間は有限なものであるから、それだけ働いていれば、なかなかアニメを見たり、映画を見たり、読書をしたり、あるいは執筆をしたりという、この僕のいつもの文化的活動はほとんどできなかったのだけれども、体力面ではどうかというと、不思議なことに、そこまでの疲れを感じてはいないのだ。いや、もちろんそれだけ忙しい飲食店で、現場責任者として、全体を見渡しながらずっと働き続けなければいけないのはものすごくつかれるし大変なんだけれども、不思議と以前ほどそのつらさがないような気がする。
一つには、先にも述べたのだが、10月いっぱいで、精神を病んで、もともとは仕事のやりかたに関する愚痴だったのが、徐々に私への個人攻撃、人格攻撃になってきてしまった先輩がいて、その先輩の言動があまりにもひどすぎて、新任の店長ともめてやめていったことだ。
7年は働いていたベテランであったし、私とは最初はとても仲が良かったのであるが、去年の夏ごろからだいぶおかしくなってきていて、接客業をやっているのに、お客が入ってくると怒るという、もうどうしようもない、本末転倒な感じになってしまっていて、それをできるだけケアしようと、私がいっている心療内科などにも一二度つれていったのだけれども、長続きはせず。最終的に私も、心理学や病理学の知識が一般人よりはるかにあるにもかかわらず、いざ実際、その自分自身が、いくら相手が病んでいるとわかっているとはいえ、業務用のノートなどで個人攻撃をされると我慢ならず、私が駆使できる言葉の力をつかってさらに追い打ちをかけ、追い込んでいってしまった。
だが、もうあの状況で私は何ができただろう。他の人同士でけんかをしているのなら、私は両方の精神サポートに回ることができたけれども、実際にその嫌悪のぶつけられるのが自分となると、いくら知識があってもうまく立ち回れないものだ。
本人には申し訳ないとは思うけれども、しかし、彼がそのような精神状態で働いていてもらっても、店にとっても、お客にとっても、従業員にとってもよくないから、やめてもらって正解だったと思う。
そのことによって私のストレッサーはだいぶ軽減された。私の仕事に難癖をつけてくる人間がひとり減ったのだから。

そして今年の2月には、過敏性腸症候群だと診断されてイリボ―を、それから夏には、心拍数が早すぎてやばいということで医者からは薬をまとめましょうということでサインバルタを処方され、飲む薬が減り、しかもそれらの効果がかなり効いてきているようで、私は心身ともに、18歳で発病してから、9年間、ずっと不調で悩まされていたのが、ようやくそれ以前のレベルにもどってきた。
イリボ―で過敏性腸症候群がなおったせいであると思うが、それまでたれながしで栄養を吸収できておらず、身長170センチにして体重47キロとかだったのが、この2月から一気に、半年、7,8カ月で10キロ増えて、今現在57キロだ。
最初はお腹だけ出ていて、これはまずいなと思ったのだけれども、最近はお腹は少しへこんで、全体がぽにょっとした感じになってきている。
だけれども、長年働いている女の子なんかにも、石野さん今の方がいい、前はもう死にそうなぐらいがりがりだったもんといわれるくらいなんだから、まあ幸せ太りみたいなものだろう。
で、太るということは体力がつくということ。
以前は本当に体もふさぎ込んで、冷え込んで、動いていないという感じで、働くとすぐに疲れて、ばててしまっていたけれども、最近では、体力がついてきて、長時間の勤務、ほとんど休憩にはいらないでもいけるようになってしまった。
これを書いているのは12月の段階で、昨日はたまたま病欠だったり連絡ミスだったりが重なって、17-8の15時間勤務だったのだけれども、その間、キッチンができる人間が私一人で、17-2の9時間、まったく休むこともなく、一人で店を回したというのは、私の歴史のなかでも、かなりレガシーにのこるものになったと思う。まわりの従業員もすごいといっていたし、店長もあやまりながらも、すごいといっていたし、いまちょうど、二十代後半で、体力的にも経験知的にもピークを迎えてきている時期。のってるなーという感じで働いている。



10月鑑賞目録、月記

杉浦 功一 (著), 大庭 弘継 (著)『『銀河英雄伝説』にまなぶ政治学』(亜紀書房 、2019)
山中 俊之『世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門』 (ダイヤモンド社 、2019)
『開かれた対話と未来 今この瞬間に他者を思いやる』(医学書院 、2019)ヤーコ・セイックラ (著), トム・アーンキル (著), 斎藤 環 (翻訳)

ヤニス・バルファキス (著), 関 美和 (翻訳)
『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社 、2019)

『HELLO WORLD』(2019)
『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章』(2019)
『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』(2015)
『空の青さを知る人よ』(2019)
『ジョーカー』(2019)

『ナルト―疾風伝―』(約400話~500話、2015~2017)
『鬼滅の刃』(26話、2019)


9月、鑑賞目録、月記

樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版 、2018)

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』(2019)

『ナルト―疾風伝―』(約100話~400話、2009~2015)


今、アニメのナルト疾風伝を見ている。ナルトと言えば、マンガを購入して読んでいたので、学生時代のいい思い出である。最近後輩との話のなかでナルトが出てきて、そういえばもうだいぶ内容を覚えていないなというのと、アニメを見ていた後輩から、いろいろと漫画だけでは知らない設定や話を聞かされて、アニメ版のナルトも見ようかと思って見始めた。サスケが里を抜けるまでのナルト200話は飛ばす。修行から帰ってきた疾風伝から。それでも500話ある。ボルトも現在100話くらいか。こちらの作品は岸本先生が原作者ではないと聞くが、それでもその世界観を受け継いでいるということで、その大人になったナルト達や、その子供の世代がどんな活躍をしているのかを見たいと思ってのことだ。
8月の終わりから見始めて、今ようやく400話。マダラとの最終決戦にはいったところだ。
学生のうちは単純に誰が強いだの、この術がいいだの、このキャラがかっこいいだのと、そういう表面的なところしか見れなかったけれど、あれから10年が経過して、さらに人生経験を積んだ私からみると、ナルト疾風伝が伝えたかったメッセージの重さや重要性に気が付かされる。
たとえば人柱力の、孤独感。他人からきわもの扱いされる目。愛されたい、みんなに認められたいという気持ち。これらはナルト初期から描かれていたことだけれども、やはりこのSNSの時代、承認欲求が爆発してしまって、誰も抑えられないし、誰もがみんな自分に必死で他人のことを認めてあげることができない時代に、それを反映していたというか、読者に届くものがあったのではないかなと思う。
そして諦めない意志や根性といったもの。これは汗臭いかもしれないし、そんなものと馬鹿にされるものの典型だ。だけれども、そんな醒めた時代だからこそ、敢えてそれを馬鹿正直にやるというのは、見ていて勇気づけられる。実際に私たちはナルトのようにそれを押し通すだけの力もないけれども、ワンピースとともに、「仲間」というのがこの時代の若い世代の強みだ。縦の軸ももちろん重要であるけれども、それよりも横の軸、仲間の意識。真正面からぶつかっていくだけが生き方ではない。時にはからめ手をつかうことも必要である。それはナルト本人からではあまりうかがえないけれども、カカシやヤマト、シカマルが一直線に進むばかりのナルトを上手く誘導する。それを見ている私たちは、そういうスマートなやりかたを見習いつつも、自分の心の底には完全に冷め切るのではなく、小さな火の意志を消さずに、なんとかこのつらい現実をやりぬいていくほかないのである。

ともすると、一人の人間の短い人生では、愛情が強すぎたがために、世の中すべてに絶望し、こんなことならば辛いことがない世の中のほうがいいと、エヴァンゲリオンしかし、それまでの一つの世界にというSFによくある思想にたどり着く。それは私たちだれもが思うことだ。それを象徴しているのが、オビトとマダラである。彼らの気持ちはよくわかる。
しかし、今のところ現実には私たちはそういう妄想の世界に引きこもっていられるわけでもない(いまや引きこもりは若者の問題というよりも中年の問題になりつつある。30何歳から60何歳までのひきこもりが60万人いるとか、そういうニュースを先日見た。この人たちはエヴァしかり、傷つくことに恐れて自分の世界、妄想の中にとじこもってしまった人たちだ)。
そして人の想いや愛というのは、それが強ければ強いほど、それを失った時の悲しみや憎しみになり、本来協力してよい関係を築いていくはずの人間同士を引き裂き、憎しみ合わせ、殺し合いにまで発展する。どうあがいてもその憎しみを一人の力では乗りこえられないと悟ってしまった人たちにとってはこの現実はあまりにも辛すぎる世界なのだ。だがそれでも、私たちはそれに絶望することなく、そんな強い、世の中の見えないような憎しみ(十尾や九尾のような)さえをも、一人では無理でも、多くの先人たちから引き継いできた強い意志と、仲間との連携で、なんとか乗り越えていかなければならない。今、そういう時代に私たちはたたされているのだ。
世界でみてもそうだけれども、日本でいうならば、日中韓の問題が今もまた再燃している。それももう一筋縄ではなくなっている。韓国の中にも親日派だ、文ジェインを倒せというのがいたり、日本のなかにも反日、反韓ということではなく、それに対するカウンター、ヘイトスピーチをやめろといった、非常に混迷した事態になっている。そういう世の中で、先にあった、殺し合いや憎しみあいをどう我々若い世代が乗りこえていくのか、そんな問いを投げかけてくれるのが、ナルトという作品だと、今になって思う。


8月鑑賞目録、月記

山口周『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』(KADOKAWA、2018)
橘玲『「読まなくてもいい本」の読書案内ー知の最前線を5日間で探検する』(筑摩書房、2015)
アダム・オルター著、上原裕美子訳『僕らはそれに抵抗できない』(ダイヤモンド社、2019)
池田貴将『図解 モチベーション大百科』(サンクチュアリ出版、2017)
足立加勇『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」表象』(現代書館、2019)


『ワンパンマン2』(12話、2019)
『盾の勇者の成り上がり』(25話、2019)
『最終兵器彼女』(13話、2002)
『からかい上手の高木さん(第1期)』(12話、2018)
『らき☆すた』(24話、2007)


それにしても早い夏の終わりだった。
というのも、なんだか人がいなかったからなのか、バタバタしていたからなのか、職場のほうで、シフトが、一日の勤務自体は6時間ほどと短いのだけれども、7月の半ばから、8月の上旬にかけて、26連勤というのをやってしまい、ほんとにあっという間に七月から八月は通り過ぎていってしまったという感じ。本当ならば、もっとちゃんと季節感を感じて、ゆっくりと夏を堪能したかった。ホワイト企業勤めの弟はお盆休みは9連休で、旅行にもちゃちゃっとニ三か所いったみたいで、それを後目に、兄貴の私は26連勤しつつ、弟のほうが収入上なんじゃないかというところだからね。ほんとにばからしいわ。はやいところ、小説で一発あてなければとも思うのだけれども、そうなかなかうまくいくものじゃない。リツイートで回ってきたけれども、志茂田景樹さんのブログの記事が興味深いというか、読んでいて暗澹たる気持ちになった。先日の京アニ事件の犯人も小説を書いていて、懸賞小説に応募していたという。志茂田さんは運よく通り抜けたし、今メディアに出ているような人たちは、ほんとに運が良くて、処女作でデビューしたなんてひとも多い。もちろん苦節10年、20年という人もいるけれども、しかし、20年もがんばって、ようやく、40代、50代、60代でデビューしたころには、、、人生終わってしまっているよねえ・・・。
定職につけるだけの精神力は、最初から私にはないし、デビューできなかったら、ほんとに万年アルバイターになってしまうわ。結婚もできず、子供もつくれず・・・。
どうかこんな私だけれども、やさしさくらいしか取り柄のない僕だけれども、そんな僕でもいいともらってくれる人はいないものだろうか。

八月の後半は元カノとの抗争でごたごたしていた。恋人時代に貸した私の絵は返さないは、お金は返さないわと言っている。上司も含めていろんな人間が言ったけれども、もう完全に頭がとちくるっちゃっててだめ。
で、彼女は今付き合っている44の気持ちの悪い男とは、付き合ってもう1年になるとかいっているけど、それは真っかな嘘。なぜなら、一年前は、彼女は、前のバイト先の店長と付き合っており、もう関係は終了していたものの、契約期間の問題でまだ同棲状態にあった。そこで去年の7月に私と出会い、私は気持ちを告白し、7月、8月9月と猛烈にアピールして、10月1日に付き合うことになったのである。私たちの交際期間は11月半ば、私が大学院受験に失敗したところで、金と権力と社会的地位しか目のない彼女は、じゃあ別れるといって別れた。一応その後も、しばらく時間をおいてから、私は再び気持ちを伝え、今は距離を置いているけれども、いずれは復縁したいねということで、向こうもそうかということで、時々あったり食事をしたりしていたのだ。
それが、私のもとに情報が届いたときには、私とは友達関係でそれ以上なにもなく、ただ、食事をごちそうしてくれたり、プレゼントをくれたり、お金を貸してくれるからなんとなく、お友達としてお付き合いしていただけで、しつこくせまってくる男だというような悪評が流れ、今の彼氏(24の女が44の男と!?しかもカッコいいおじさんならまだしも、ほんとに気持ちの悪い男)とは一年になるとかいうウソをついている状態。
私は即座にその真っ赤な嘘を打ち破るべく、私とのラインのスクショを、彼女のウソに洗脳されている人たちにアンチウイルスとして注入。即座に私の身の潔白は証明され、彼女がすべて嘘にまみれていたということが判明。今の職場にいられなくなり、とんずら。8月いっぱいでやめる予定だったらしいが、もう二日前から連絡が取れずに職場に出勤していないらしい。ほんとに愚かな。

周囲の人間は言う。もうそんなどうしようもないクズ人間に、私が時間と労力と金をそそぐのは無駄だと。どうせ天罰が下る。幸せにはなれないと。みんながいう。おそらくそうだろう。人のことをそんなふうに利用するような人間たちが幸せになりえるはずがない。社会的に抹殺されるに決まっている。しかし、まあ、できることならば、私は私のできる範囲で、彼らの幸せを阻止し、妨害してやろうとは思う。私という人間をコケにしたことを後悔させてやろう。相手が悪かったな。

まあそれはいいとして。8月は、アニメの月にしようとしていた。たくさんのアニメを7月同様に見た。
ふと、職場の後輩の子とナルトの話になり、ボルトとかも正直気になっていたところだったので、疾風伝から見直すことにした。漫画では読んでいたけれどもアニメは見ていなかった。引き伸ばしのためではあるが、アニメオリジナルの話もたくさんある。そういうのも楽しみにして、とりあえず8月のうちに100話くらいまでは観賞した。なかなかの観賞スピードである。




それにしても・・・なのよねえ
中高、足掛けで3年間付き合った最初の彼女。その時も、彼女は僕との仲が微妙になったときに、他の男とくっついていたり、浮気をしていたのよね。まあそれも今となっては中学高校生の子どもの恋愛だからといえばかわいく済むけど。
しかし、ほんとに。10年越しでようやく本当の彼女ができたと思ったら、それもまるっきりおんなじみたいな感じで、今度は浮気?というよりも、向こうが本命だったらしいから、二股の足掛けをされたわけね。
初期のころはほぼ毎日会っていたし、連絡もずっとしていたからないとは思いたいんだけど、彼女の働いている店では、僕は単なる友達で、その20歳も離れた44の店長が本命で、いま付き合って1年くらいたつって。でも、その間に、僕は彼女の誕生日も、クリスマスも、一緒に過ごしていたし、彼女の家に何度も行っていたのになあ。
でも引っ越してからたった一カ月で大学院の中国の女の子を入れるって。ほんとに中国人の大学院の友達だったのか。それとももうすでにそこで、あのくそきもい店長だったのか。
なんにせよ、僕は遊びで、周りにもそういっているらしくて、僕はおいしいもの食べさせてくれたりとか(全部僕のおごり。彼女とゆくゆくはと思っていたから)、プレゼントくれたりとかよくしてくれるから、ただそれを享受していただけだっていいはっているらしいんだよね。そんな都合のいい話があってたまるかよ。
それにしても、やはりショックね。彼女の家で過ごした濃密な時間、見つめあった瞳、彼女のぬくもり。それがすべて、最初からいつわりのものであったとはね。しかも、その事実を知ったのは、私と、情報通の私の後見人でもある店長だけとは。周りの人間は気が付いていたし、彼女の口からそれを聞いていたけれども、僕には情報が回ってこなかった。10年前とおんなじでね。

なぜかしら。なんで僕はそういうのを知るのが最後になってしまうのだろう。彼女が裏切ってるよって、誰か言ってくれてもいいじゃないか。そう。僕は昔から、そういう本当に大事な情報というのを教えてくれる人がいなかった。今でもそうだ。そういう風に人から見られているんだろうね。どうしたらいいのかな。かわらないものなのかな。

でも、捨てる人あれば、拾う人ありで、最近はほんとに若い子たちから評判が目出度いのはいいことね。18、19の学生上がりの子たちが、僕のことを慕ってくれて。カッコいいと言ってくれて。そんなの別に思わなければ言わないわけで。
僕は中高、大くらいまで、自分はカッコ悪い、ブ男だと思っていて、上中下、さらにその中に上中下がある9段階評価だとしたら、僕は下の上だと思っていた。そしておそらくそれは周囲の反応からしてもあながち間違いではなかったはずだ。ところが、最近では、まあこうやっていろいろ苦労もしてきて、そのなかでもなんとか頑張って生きてきたからこそ、人生のいろいろな面を知った知性的で落ち着いた面持ちになってきたのか、若い子たちに、頼られ、かっこいい、イケメンだと言われるようになった。今だったら、ちょっと言い過ぎかもしれないけど、中の上くらい、3段階くらいアップしたんじゃないのか?
それで僕はできるだけ若い子たちを救いたいと思っていたけれども、そんな自分が救われる立場になるとは思わなかった。たった一度、深夜一緒に勤務をした僕より4つしたの男の子が、ベンチャーで、いろんなビジネスモデルを考えて、アプリ制作をやると。それを一緒にやってくれませんか?という話が。なんで僕に声をかけたの?と仕事の依頼を受ける時に思い切って聞いてみたら、いや、あなたを吉野家でくすぶらせているのはもったいないと思いましてと。まあその人、なぜ他の学友を自分の仕事に誘わないのかはわからないし、彼本人は自分には友達がいないといっているのは、どうなのかなと心配になるところではあるけれども、そこはまあ私の、メンターとしてのスキルを活用して、うまくつきあってみようと思うところで、実際には10月くらいから、渋谷、恵比寿あたりのカフェと共同したアプリ制作を手伝うつもり。

そう考えると、本当に人生はバランスが取れているね。
とびきりの人生で数えるほどしかないほどの不運が現れたとおもったら、まだ成功するかどうかはわからないけれども、僕を新天地へ連れ出してくれる人が、私よりも若い子からでてきてくれるとは。いろいろ思うことはある。いつも行ってる穴八幡宮の札が利いたかなとか、あるいは最近2・5万ほどで手に入れた隕石、ギベオンのブレスレットの力かな?とか。

そういえば、今朝、とてもいいことがあったんだ。ちょうど朝5時台。ほとんどお客さんはいなくて。その時に訪れてくれた68歳のおばあちゃんとおばちゃんの中間の人。暇だったのと、そのおばちゃん、友達と朝まで飲んでて、ちょっとよっぱらってたというのもあって話がはずんで。なんでも旦那さんは吉祥寺の民民の餃子の店長を40年くらいやった人らしくて。でもそのおかげで体悪くして60ちょっとで、6,7、年前になくしちゃったって。で、子供は今40のと33くらいのと。で、僕のこと、お兄ちゃんがんばってるねって。お兄ちゃんかわいいって。子育て終わったし、旦那にもなくなられて一人なんだけど、最近はパチンコなんかもはじめちゃって、でもいいよね?っていうから、いいですよ、もうお母さん、なにしたって自由なんだからって。ほんとにお茶目で可愛いお母さんだったなあ。飲んだ後でちょっとおなか空いたから来たって。子どもがいるときはよく来たんだけど、一人だとなかなかって。今度は友達つれてくるねって。お兄ちゃんかっこいいからもてるでしょって言われたんだけど、まあその時一瞬心は傷むけど、いや、いないんですよ、どこかにいい人転がってませんかねって聞いたら、私が紹介できるのは、おばちゃんばっかよって。日常のこうした些細なことが、ほんとに胸に沁みる。ありがたいこと。


7月鑑賞目録、月記


ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題: 頭足類から考える意識の起源』(みすず書房、2018)
ハンス・ロスリング、 アンナロスリング・ロンランド、 オーラロスリング『FACTFULNESS: 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(日経BP 、2019)

『冴えない彼女の育てかた(第1期)』(13話、2015)
『冴えない彼女の育てかた♭(第2期)』(11話、2017)
『さらざんまい』(11話、2019)
『ゴールデンカムイ』(24話、2018)
『五等分の花嫁』(12話、2019)
『キングダム』(第1期:全38話)
『キングダム』(第2期:全39話)
『精霊の守り人』(26話、2007)
『ソードアート・オンライン』(25話、2012)
『ソードアート・オンラインII(第2期)』(24話、2014)
『ソードアート・オンライン アリシゼーション(第3期)』(24話、2018-2019)

『きみと、波にのれたら』(2019)
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(2019)
『天気の子』(2019)

5月まで、小説を書き、まあ、いまから考えれば、賞を取れるほどのおもしろさはないなとも思うけれども、一応創作活動をし、16万字の長編小説を書き上げるだけの力はまだあると確信。5月の中盤から6月の後半までにかけて、なんだか熱が入ったように、6週間で60本の映画を一挙に観賞するという荒業を成し遂げて見せた。
そして7月は、こうしてみると本はたったの二冊しか読めていないが、ところどころかいつまんで、同時並行している本が数冊あるので、8月、9月はそれらの本が読了して、ここにあがってくることであろう。
7月は、ずっとアニメを見続けていた時期だった。
2019年、令和元年の夏は、26年前、私が生まれてから数か月の頃ぶりの、記録的な冷夏で、梅雨なのかなんなのかよくわからないけれども、東京はずーっと雲に覆われていて、ずっと25度程度を維持しつづけていた。20日以上も。そのため野菜の値段は高騰し、お米の収穫も心配される。母によれば、結婚したて、初めての子ども(私)を生み立てで、右も左もよくわからなく、大変な状況のなかで、日本では平成の米騒動になっており、ジャポニカ米の入手が困難になっていたのだそう。スーパーなどからは一斉に米がなくなり、まだ米屋さんがあった時代だから、そこに並んで、配給制のような感じでもらったのだとか。しかし、私を生みたての新米妊婦さんがそんなつらいことなかなかできたものではない。しかし、時代もあっただろうが、依然として他人のこころをわからない強権的な父は、自分にブレンド米なんかを食わせるのかと、当時の母にいいはなったそうだ。26年前。たったそれだけの時の流れで、価値観はだいぶ変わるものなのだな。もし今、父がそのようなことを母にいったのならば、私が息子として父を叱っていたところだ。

この文章を書いているのは、7月の終わり、30日。
ようやくの梅雨は終わり、一気に猛烈な暑さが戻ってきた。この急な温度の変化に体がついていかない人も多いのではないだろうか。私は夜行性の生活を送っているから、まだそれほど辛くはない。日中は寝ているので、一番熱い時は、部屋のなかで、薄暗く、涼しく、眠っている。

アニメも、合計をしたら、247話分見ている。OPとEDは抜いているとして20分と仮定し、掛け算をしてみると703.60で割ってみると231時間。約10日間はアニメを見続けていた計算になる。うーん、そんなこと考えていなかったが、我ながらすごいな。まあしかし、実際は、私は1.5倍速でアニメをみているので、もう少し時間は短いわけであるが。
倍速で見るのは、作品への冒涜であると、コアなアニメファンからはお叱りを受けるが、しかし、私のモットーは、広く深くなので、短い人生のなかでより多くのものを見て、見聞、見識を広めるためにはやむを得ない措置なのである、どうかお許し願いたい。

冴えない彼女の育て方。おもしろかった。典型的な、女の子のタイプが登場し、なぜか主人公が愛されるといういわゆるハーレムものの系譜を引いているものの、作品のなかで、ゲームを作るという作中作を導入することによって、それへの批判精神が見られ、相対化されているのがおもしろく感じた。
『さらざんまい』 幾原邦彦監督の作品だ。私はやはり90年代生まれだから、少女革命ウテナだ。まだかなわぬ夢であり、いずれ叶うのかはわからないけれども、いずれ大学の講師にでもなったら、サブカルチャーの授業で、エヴァと同様に、少女革命ウテナや、輪るピングドラム、さらざんまい、などを学生に見させて一緒に考えていくという授業をしたい。そのくらいに、幾原監督の作品からは得られるものが多い。一応、アニメ好きの同僚たちにさらざんまいのことを話してみたが、みんなわからないといっていた。まあ、ちょっと、普通のアニメがただ好きですというだけの人には難しいか。そこは残念である。私は哀しいことにも、自分では普通と思っていながら、人よりも高度な専門的な訓練、作品分析、評論の訓練を受けてきているので、わかってしまうのだ。私は一方的に教えるよりも、私と同じレベルで語り合える友人を欲している。
『ゴールデンカムイ』 去年話題になっていた作品だ。去年はちょっといろいろとごたごたがあって見れなくて、今になってようやく見ることができたが、アイヌについて私は何の知識もなかったのであるが、なるほど、こういうものなのかと、勉強になった。一応大まかなストーリーとしては、歴史もの、アニメ的なストーリー性もありながらも、その随所に、食事に対するこだわりであるとか、狩猟であるとか、それを通じて命をいただくこと、それをアイヌの人間がどのように感じてきたかといった、アイヌの文化、民俗学的な知見など、そういういろいろな要素が含まれていたのもすばらしかった。
『五等分の花嫁』 まあ、これは申し訳ないが、普通の作品というか、物語消費的な、いかにも現代的な作品であったけれども。でも、まあ楽しめないわけではなかった。
『キングダム』一期、二期合わせて80話近く。長かった。最近の作品にして80話あるというのは、かなり長いのではないか。それにしても、秦の始皇帝がこれから中華統一を目指すに至って、80話あっても、まだそのほんの初期の話、話の内容にして3分の1もいっていないのではないだろうか、そのくらいの話しか進んでいないのはおそろしい。戦いについてなど、かなり丁寧に描かれているのにも原因があると思うが。原作漫画は、完結しうるのだろうか?アニメ化したら、あと200話ぐらいはないと終わらないのではないかと思った。話の内容としては、シンが1000人隊長に上り詰めるまでの話。奴隷の身分であった彼が、どんどん立身出世をしていくのは、見ていてすがすがしいものがあった。
『精霊の守り人』 本当はNHKの大河ドラマで見たいと思っていたのだけれども、近くのツタヤには作品自体はあるらしいが、誰かが借りているのかなく、見られなかった。アニメでは、原作のごく最初の部分しか描かれていないらしい。大河だと、もう少しその先まで描かれているらしいので、観賞したいと思う。原作を読むには、ちょっと時間が足りなすぎる。アバウトタイムのように、なんども時間を戻れるのならいいが・・・
『ソードアート・オンライン』 一期、二期、三期。計、75話くらい。そう考えるとキングダムとおなじくらいか。かなり有名な作品だ。だが、そのあまりの大きさのために、1クール程度で終わる作品なら気軽に手を出せるが、すべてを見終わらないことには気が済まない性分の私は、なかなかその話数の多さに気が引けて乗り込めないでいた。だが、今ならばいける、と見て観賞。ふむ、とてもおもしろい作品であった。
途中で私自身もこのゲームのなかにいたいな、いるのではないか?この作品が終わらないでほしいな、私もキリトとその取り巻きのかわいい女の子たちの話をずっと見ていたい、聞いていたいという想いに取りつかれたのにはびっくりした。それほどに魅力的な作品であった。
三期の後半が今年の10月かららしいので、それを期待する。

『きみと、波にのれたら』『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』『天気の子』
どれも素晴らしい作品であった。今年の夏アニメ映画は、最高の出来である。これは2016年、シンゴジラ、君の名は、この世界の片隅に、の三大作品がそろったぶり以来のレベルといっていい。
とくにあまりメジャーにはならなかったけれども、アニメの表現としても、『きみと、波にのれたら』は、素晴らしい作品だった。作品の内容も実にわかりやすく、ボーイミーツガールで、これはちょっと大人の、20代くらいの恋だけれども、そんな恋愛がしてみたかったなと思えるような、甘酸っぱい作品だった。本来ならば、私はこのどの作品も、かわいい彼女と見に行きたかったものであるが・・・あいにく、連れがいないもので、全部ひとりで観賞した。
ミュウツー。感慨深い。今年27になる私は、世代だ。幼稚園くらいのころに、ポケモンショックがあり、ミュウツーの映画がやるというのが、話題になっていた。当時、私は見に行かなくて、数年前に初めてミュウツーの逆襲を見たのであるけれども、そのリメイク。しかし、声優がほとんど20年前と変わらないなど、ムネアツな意匠がこらしてあった。本来であれば、自分の子どもと一緒に見に行くといったこともあったかもしれないが、定職についていない私では、現代日本ではなかなかお嫁さんになってくれる人はいないし、人ひとりを育てることも難しい。このまま自分は独身と、子供のこころを持ったまま、ただ歳を重ねていくことになっていってしまうのだろうか。
天気の子。これも彼女と映画にいくには最高の作品だったのではないだろうか。君の名はは、正直私はあまりおもしろくないと思っていた。何よりも詰め込みすぎていて、そして新海監督の悪い部分、気持ち悪い部分がけっこうあって、なぜこれがこんなに若い子たちに受けて、社会現象になったのかなあという感じがしていたのだけれども、今回は、最近はやりの川村元気先生を入れての脚本。君の名はのような難解さはなく、非常に洗練された、スマートな話の作りになっていて、いいなと思った。しかも、サブカルチャー評論のなかでは論ずるにかかせないいわゆる「セカイ系」作品についてであるけれども、元をただしていけば、エヴァンゲリオンだったり、新海誠監督の『ほしのこえ』だったりが、その初期の原型といえる。その「セカイ系」作品の系譜を生み出してきた監督が、きちんと時代を経て、社会の変遷を経て、自らが、いや、時代、社会が要請した「セカイ系」作品に対して、きちんと現代的な答え、アンサーをしているのが、なるほどと思った。何が?というのは、めんどうくさいから詳しくは説明しないけれども、その話の終わり方である。

7月は、アニメ業界、いや、日本中、世界中にとっても、あまりにも痛ましい、京アニ襲撃、放火事件があった。当時働いていた70人ものスタッフのうち、その半数の35人が亡くなるという、あまりにも信じられない、平成、令和史上最悪レベルの極悪な事件となってしまった。レベルとしては、オウムの地下鉄サリンや、秋葉原通り魔事件、3年前の障碍者施設やまゆり苑の事件と同レベルである。
くしくも、その翌日に、闇営業をしていたとして、宮迫、亮の二人の会見が行われ、さらには参議院選挙などもあり、そしてその後もずっと身内でのごたごたをやっている吉本興業の話が、話題にことかかないということもあり、世間の目、ワイドショーは連日そちらばかりを何時間も使って報道している。その現場にいる人たちにとっては死活問題かもしれないが、私からしてみたら、体のいい、やじうま根性まるだしの国民が見るにはちょうどいいエンターテイメントである。それがごちゃごちゃやっているならば、ほとぼりが冷めるまでやっていてもらいたい。そうでなければ、毎日毎日、京アニ事件をずっと報道されつづけるところであった。被害者の経歴から、家族の証言からなにからなにまで、そういうのでずっとやられると精神を病んでしまう。それならばまだ、もはやそれすらもエンターテイメント的になってきてしまっている、吉本の御家騒動を見ているほうが気がまぎれるというものだ。


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